隠居志願のつぶやき2017

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...... 2018年04月11日 の日記 ......
■ ミッドタウン日比谷   [ NO. 2018041101-1 ]
 おとといのお休みは夕方、竹橋の会社の先輩たちとの会食、昼は旧知の業界団体のおじさんの昇進祝いのメシが予定されていた。昼メシの場所は内幸町、夕方は中目黒だ。さて、昼メシのあと夕方5時半までどうやって時間をつぶそうか。
 そこで思いついたのが映画である。メリル・ストりープ、トム・ハンクス主演の「ペンタゴン・ペーパーズ」をまだ観ていなかった。大昔に観た「大統領の陰謀」には感心した覚えがある。新聞業界で禄を食んだ者としては、観ておかないと。
 内幸町から近い映画街は日比谷シャンテだ。で、おじさんと別れた後、手提げ袋を手にトコトコ歩いて行くと、帝国ホテルの向こうにとんでもなく高く大きなビルが建っていた。三井銀行本店の跡地に三井不動産が開発した東京ミッドタウン日比谷である。3月末開業したみたい。シネマコンプレックスはこのビルの4、5階に入っている。「ペンタゴン」は残念ながらタッチの差でもう始まっていた。となればミッドタウン見学だ。
 大フロアからエスカレーターを登っていくと、ファッションの店、インテリアの店がびっしりと入っている。食べ物屋さんも多い。3階のトイレで用を足し、そのトイメンにあるJT提供のスモーキングルームでセブンスターをやった。このビルの6階には日比谷公園、皇居が見下ろせる「パークビューガーデン」というのがあり、外に出られる。ウイークデーというのにおばさん仲間がゾロゾロ。すごい人出だ。
 ミッドタウン見学といっても何を買うわけでもないから、小一時間で終了。近くの山手線のガード沿いにある珈琲店「紅鹿舎」を探した。40年近く前、警視庁回りだったころよく寄った店だ。つぶれもせず、ミッドタウンのおひざ元で頑張っていた。「紅鹿舎」のブレンドは700円といい値だが、宇都宮でよく行っていた「BC」といい勝負の味だった。
 夕方からの会合には6年前、脳梗塞で倒れリハビリ中のSさんが奥さんに車いすを押してもらって登場。言葉は思いのほかしっかりしていて、10分後「あぁ、お前かぁ」。かつてはキラキラ輝いていたもう一人のSさんもパーキンソン病で身のこなしがゆっくり。先輩たちがどんどん壊れて行くのは、明日の自分を見るようで、ちと辛い。

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