隠居志願のつぶやき2017 [PREV] [NEXT] ...... 2023年05月02日 の日記 ...... ■ 「ゆみなまりあ」 [ NO. 2023050201-1 ]s 3月にもつぶやいたが、先月もあまり本が読めなかった。3月は12年前の東日本大震災のころ何をブログに綴っていたのか気になって、この”つぶやき”の前身「冷奴の部屋」のクリアブックをひっくり返して読んだら、我ながら面白くて、1から39までナンバーをふっているナンバー20から39まで読みふけった。4月に入っても「隠居志願のつぶやき」を読み続け、栃木の新聞社を6年前に卒業した17年6月までの分を読み切った。 登場人物の実名は記さずイニシャルで書いたところが多いのだが、ほんの少し前なのにそれが誰だったか思い出せないケースも多々あり、ちょっとショックだった。今は行き掛けの駄賃だと、「冷奴の部屋」のナンバー19から遡るように2008年あたりの記述を寝床で読んでいるから、本が読めないのだ。素浪人の今と違い、仕事絡みのネタが多い。 固有名詞もかなり不用意に使っており、知人の中には存在を秘していたブログにたどり着いた奴も少しはいるのではと思った。今は「冷奴の部屋」並びに17年以前の”つぶやき”のデータはインターネット空間から消えてしまったことをお断りしておく。 10年間分のブログを読み返して、ほう!と思ったのは「ゆみなまりあ」と題した東日本大震災よりちょっと前の記述だ。どこかの新聞に最近の女子の名前には「ゆ・み・な・ま・り・あ」の6文字が使われていることが多い。なぜならこの6音の響きはまろやかで、女子に使われやすいからだと解説してあったとあり、俺の2人の娘がこの法則にぴったし当てはまっていたのだ。 娘たちの名前を付けるときに考えたのは、@「子」は付けないAア行で始まり「み」で終わる3文字にする――で、長女は「あゆみ」次女は「まなみ」と名付けた。娘が3人になったら「さとみ」にしようと思っていた。男の子だったら「耕太」。歩み耕し実を結ぶ、のイメージ。 「ゆみなまりあ」の意識は全くなかったが、長女次女ともにこの6文字のうちの3文字が使われているではないか。で、「ゆみなまりあ」を目にした時はちょっと驚いた。現代はキラキラネームが多くなっているから、この法則は消滅したかもな。6回目のうさぎ年を迎え、親が子どもにしてやれることは名前を付けることくらいだと、つくづく思うのである。 |
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