無職になって今週末でひと月になる。44年余も宮仕えをしたのだからそれなりのケジメをつけないとと、暑中見舞い用の花火の絵柄の官製はがきにお世話になりましたってな挨拶状を発注したことは先月29日につぶやいた。 6日に出来上がったはがきは、印刷面のバランスも納得できるもので、印刷代も1枚30円足らずと予想より安かった。しかし、この暑中見舞いはがきを発送しなければコトは終わらないのであった。 挨拶状の枚数はこのところ出す年賀状が320枚であることから、300とした。挨拶状は辞めてからあまり間があってもよろしくない。それでまず、栃木県の新聞関係者や送別会を開いてくれた方から宛名書きをし、一筆添えることにした。1年半前お袋が亡くなった時に社の幹部社員からご厚志をいただいた。この時のリストが手元にあり、内緒でコピーした業務連絡簿からそれらの方々の住所を拾っていったのである。 この60人の宛名書き作業はほぼ1日で終わった。次に取り組んだのが日頃連絡のある友人たち約30人である。340人の年賀状用リストから名前を拾っていった。これで挨拶状の残りは210枚。それから賀状リストから落としてもいい人の当たりをつけ、挨拶状を出すべき人の名をア行、カ行と書き出していった。誰に出さないか、このあたりの塩梅が一番難しかった。 それで11日の火曜日から筆ペンで宛名書きに取り組んでいるが、まだア行とカ行の80枚しか投函できていない。辞めてひと月以内の決着を目標に、次ぎの小銭稼ぎに行く来週水曜日までの4連休中には終わらせたい。 挨拶状には西国分寺のパソコンのメールアドレスも付記しておいたので、すでに何人かの筆まめな方から「お疲れ様」のメールを頂戴している。返信をいただきつつ、宛名を書くというのはどうもね……、 × × × × 今週の拙宅の花はピンクのカーネーションに薄紫のリシアンサス、それに白い小菊です。 |
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