きょうのお休みは横浜の名門ゴルフコースでの真のチャンピオン大会に出場した。昨夜取り組んだのは優勝者などへの賞金の袋のタイトル書きである。1−2位を当てる”馬券”の投票袋も用意、先々週神田神保町に買い出しに行った賞品もバッグに詰めた。 2001年に竹橋の新聞社を退職したAさんの送別ゴルフがとても楽しかったので、3カ月に一度行ってきたゴルフコンペ。16年もやっていればいろいろ出入りはあるが、今は現役数人、退職者十七、八人の参加者で5組で行っている。 6月で60回を数えたこのコンペ、全員が優勝の旨酒を味わってもらおうと、持ちハンデ制で行われており、3位までに入るとハンデが削られる仕組み。で、ほとんどが優勝経験者である。その優勝者だけを集めた毎年1回のチャンピオン大会を名門コースでお盆前に開いているのだ。 俺は2004年の第2回大会で優勝した経験がある。第6回大会あたりから優勝カップを作り、優勝者はそれを1年間自宅で飾れるようにした。竹橋の会社の前社長など10年前の第5回大会で優勝しており、社長になったよりうれしく思っているみたい。 その真のチャンピオン大会の今年の参加者は10人。一人が直前肝臓を壊し欠場となった。で、俺は昨年のチャンピオンK氏と前社長とのラウンド。無理はしないでミドルの3オン狙いでやったら、3ホール目にパー銀である。次のショートでニアピンを取った。午前を終わって47の好スコアである。ひょっとしたら……。 午後の3ホール目の140ヤードのショート。前のホールの銀ボギーの勢いでニアピンのパーだ。5ホール目のショート。崖下に落としかかったのを大人の対応で3オンさせ金ボギーが吸い込まれた。7ホール目のロング。ドライバーが左の木に当たりOB。気を取り直して8つにまとめた。9ホール目のミドル。手堅く刻んで3オン。3bの下りの銀パットが吸い込まれ午後も49。こりゃひょっとすると優勝かも。 俺の持ちハンデは14。圧倒的に有利なのだ。表彰式。準優勝は91で回ったハンデ6のTくん。3位は92で回ったハンデ5のYくん。俺には優勝賞金7億円に握りの計5億円、馬券の1.5億円が転がり込んできたのである。優勝あいさつで「13年ぶりの優勝は何よりうれしい。きのうもアルバイトの厳しい労働だったが、労働があるからゴルフも楽しい」と述べたのである。 いま、高さ15aの緑色の優勝カップはテレビの横の低い本棚の上に鎮座ましましている。15本ぶら下がっている優勝者の名前を記したリボンの一番上に俺の名がある。実に気分がよろしい。 -----------------------------7e113621403cc Content-Disposition: form-data; name="image"
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