昨夜は忙しかった。冬の平昌オリンピックの期待種目、女子スピードスケート3000bと女子ジャンプの決勝が行われていたからだ。 スピードスケートは第1組で滑った小平奈緒(31)が好タイムで途中までトップ。最終組の高木美帆(23)への期待が高まった。一方、ジャンプは前回ソチで涙を呑んだ高梨沙羅(21)ら日本選手が4人出場。ちょうど同じ時刻に行われていたため、テレビ東京とNHKの何度もザッピングした。 高木美帆は天才少女といわれ15歳でバンクーバー五輪に出場したが、ソチでは代表落ち。この8年間どれほど自分を鍛え直したことだろう。表情は風格を感じさせるほどだった。今季ワールドカップは4戦4勝で、スピードが落ちるラスト1周のタイムが参加選手中ずっと1位だった。 しかし、世界は甘くない。高木の前に滑ったオランダのメダルコレクター、ブストが平地では考えられない1分54秒35の記録でトップに躍り出た。さぁ美帆ちゃん、落ち着いて滑れるか。最終組、米国の世界記録保持者が同走だ。美帆ちゃん、緊張しているのかフライイング。出た。前半、ちょっと遅れる。ラスト1週。前に出た。ブストの記録ラインにあとちょっと。ゴール、0.2秒差の銀メダル。やった!日本女子では初の銀だ。大粒の涙がつらかった8年間を物語る。 さて、沙羅ちゃんのジャンプ。男子ノーマルヒルの時に比べ中断が少ない。1回目を終わってノルウエーのルンビがトップ。2位がドイツのアルトハウス。沙羅ちゃん3位。逆転できない得点ではない。沙羅ちゃん飛んだ。3位以内確定のラインを越えた。笑みがこぼれる。同僚の伊藤有希が飛びつく。 しかし、アルトハウスも強い。ルンビはもっと強い。沙羅ちゃんをなお上回る飛距離だ。「金を狙う」と言ってきた沙羅ちゃんだが、満足そうな笑顔である。俺はよくて3位と思っていたが、それを実現したのだから、やっぱりたいしたもんだ。笑顔がよかったね。 スピードスケート、ジャンプを見ていたら男子モーグルで銅メダルのテロップが流れた。原大智って誰だ?冬のスポーツに弱い俺は堀島しか知らなかった。解説に出ている美人の上村愛子がメダルに届かなかった種目で彗星のように現れた。実はこの日は女子スノーボードの鬼塚雅(21)に期待していた。しかし、強風にあおられ思うような演技ができなかった。残念。 今朝はガストに朝めしに行き、タダで読める読売でこの3人のメダルを活字で確かめた。自宅に届いた竹橋の新聞(13版)には締切の関係でメダルの記事はない。こんな新聞でいいのか!!Content-Disposition: form-data; name="image"
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