平昌オリンピックが終わった。女子カーリングの第10エンド。日本のスキップ、藤沢のナンバー2ストーンを英国のスキップ、ミュアヘッドが狙った時は、負けたと思ったが、わずかにミスショット。日本のストーンがゆっくりナンバー1の位置に動いた。ああいうことがあるんだねぇ。カーリングの神様がいたのかなぁ。「ソダネー」が後半になってやっと聞かれた。勝つとなじみのないスポーツも面白いもんだねぇ。今日から何を楽しみに過ごせばいいのか……。 隠居志願暮らしだから、やらねばならないことなどそうある訳もないのだが、16日から始まっている税金の確定申告。例年だと2月中に済ませてきたが、今年はいまいち気が進まない。そう、あの佐川くんが国税庁長官を務めているからだ。 けさの毎日新聞の世論調査によると、佐川宣寿国税庁長官の人事に納得できない人が68%に達し、俺もその一人である。森友学園への国有地売却で、交渉記録は「廃棄した」という国会への説明をずっと続けてきた佐川財務相理財局長。それが新たな行政文書が見つかってきた。佐川氏は昨年7月の定期異動で国税庁長官に昇格。恒例の長官就任記者会見は開かれないまま7カ月が経過している。 国税庁は国民から税金をいただく役所。そのトップが国民に何の挨拶もできないという状態になっているのだ。最前線に立つ税務署員も辛い。「この書類は?」と納税者に問いただす時、「廃棄しました」「処分しました」と言われても文句が言えない構図ではないか。 国税庁長官は財務省では事務次官に次ぐナンバー2のポストで、主税局長か理財局長を経て就任するのが一般的。理財局長時代、国会で木で鼻をくくったような答弁を繰り返した佐川くんの鉄面皮ぶりは印象に残ったが、順送り人事で国税トップになった。財務省がもっと国民の気持ちが分かっていたら、こんな阿呆な人事はできないのだが、安倍シンゾーを守り抜いた役人をむげに扱えなかった。 それが確定申告の時期に国民の反発を招いている。一部週刊誌には佐川くんが都内一等地にある競売にかかった土地を安く購入し、豪邸を建てているなどが報じられている。違法ではないにせよ、釈然としない。 佐川くん自身に税金を納めるのではなく、お国に税金を納めるのだから、3月15日までには確定申告をせざるを得ないとは考えているのだが、何かよい抵抗の方法はないものか。 |
|