隠居志願のつぶやき2017

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...... 2018年02月23日 の日記 ......
■ ザギトワ金メダル   [ NO. 2018022301-1 ]
 五輪の女子フィギュアのフリー演技を今まで見ていた。大会が始まるまで名前も知らなかったロシアの15歳アリーナ・ザギトワがショートプログラムの1位を守り切り239.57点で金メダル。俺ですら名前を知っているエフゲニア・メドベージェワが1.31点差で惜しくも銀。ちょっと離れてカナダのケイトリン・オズモンドが銅。SPの上位3位がフリーでも見事な滑りを見せた。
 SP4位だった日本期待の宮原知子はノーミスの演技で自己ベストの滑りを見せたが222.38点で、オズモンドに10点ほど及ばず4位。SP5位だった17歳の高校2年生、坂本花織はちょっとだけジャンプに失敗し209.71で6位。ソチでもメダルを取ったイタリアの31歳、カロリナ・コストナーが5位という結果となった。
 俺は最終グループが滑走する午後1時過ぎからテレビ観戦したが、最初に滑った宮原の出来はすごくよく見えた。本人も「やるべきことは全てできた」とインタビューに語ったほど。本番でこける日本選手は過去多かったが、SPもフリーも自己ベストと言うのだから、昨年1月股関節の疲労骨折で10月までジャンプが跳べなかった彼女にとっては大満足ではないか。
 2番目に滑ったコストナーはジャンプがちょっとという印象だった。3番目の坂本は最初のジャンプでちょっと手をついたが、あとは持ち直してまずまずの演技だったと思う。4番目のザギトワはちょっと次元が違うという感じだったが、俺には後半に集めたジャンプというのがどれほどすごいのか判断がつかなかった。
 ラス前の宮原と銀を争うオズモンド。体も大きく手足も長い。ジャンプでちょっとだけミスしたが、演技構成が素人目にも優っている感じがして、ちょっと宮原は銅は無理かと思っていたら、果たして予想以上の点差が付いた。見栄えのする選手なのだ。
 さて、最終滑走者の世界女王、メドベージェワ。華やかないい演技とみた。彼女もザギトワもノーミスと思われた。どっちが上位なのか、フィギュアの知識の乏しい俺の目には分からない。SPの1.31差を詰めきれなかった。でもいいものを見せてもらった。
 がらにもなく女子フィギュア決勝の模様を書き連ねたのは、あれほど日本の金は堅い、と宣伝した女子スピードスケート団体パシュート決勝を見逃したからだ。水曜日早めに帰宅しNHKをつけたら女子のカーリングをやっていた。そのうち、テロップで女子パシュート金メダル、というのが流れた。
 えーっ!調査不足だった。同時刻に民放でライブ中継していたのだ。なんたること。それから何度も、高木美帆、佐藤綾乃、高木菜那、菊池彩花の笑顔とオランダを後半抜いたシーンを見たが、結果が分かっているので全然ハラハラドキドキしない。どうころぶか分からないスポーツはライブで見ないと話しにならない。全く、ぬかりや長介であった。

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