隠居志願のつぶやき2017

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...... 2018年10月12日 の日記 ......
■ タバコ値上がり   [ NO. 2018101201-1 ]
 今月からタバコが値上がりした。50年前から愛煙しているセブンスターは460円から500円になった。新聞社にタバコのみが少なくなったとみえて、今回の値上げはほとんど紙面に取り上げられなかった。7、8年前、300円が一挙に1.53倍の460円になった時は、けっこうそこらじゅうで報じられたので、俺も5カートン(50箱)ほど値上げ前に購入したが、今回は全く事前対応なし。2日にコンビニで500円と言われ「えっ?」となった。セブンスターは値上げなしと勝手に思い込んでいたのだ。
 吸い始めたころは確か150円だったセブンスター。タール分は14ミリグラムで、かつてはピースやハイライトに比べ、軽めのタバコだったが、いまや1ミリグラムなんていう軽いタバコ全盛で「重すぎる」と言われるようになった。自分は中道穏健派と思っているのに、知らないうちに急進左派に分類されるような感じだ。
 第一線で原稿を書いていたころは、原稿に詰まるとタバコに火をつけていたため、1日3箱を消費していた。今は急ぎの原稿は書かない生活なので、1日2箱に収まっている。しかし、1箱500両となると1日千両。ひと月にタバコ代3万両ということになる。
 酒を飲むわけでなく、”買う”趣味もないから、いくら銭がかかろうとも死ぬまでタバコは吸い続けるつもりだが、これは年金生活者いじめではないか。イギリスなどでは1箱1000円と懲罰的高価格とし、”健康によくない”タバコ放れを進める政策を取っているが、価格の半分以上が税金で、俺なんか大変な高額納税者。そういう人間をあまりいじめないでよとは思う。
 タバコのパッケージには3分の1の面積に「喫煙は肺気腫を悪化させる危険性を高めます」とか「未成年者の喫煙は健康に対する悪影響があり、周りの人から勧められても決して吸ってはいけません」の表示があるが、半世紀も親しんでいると、ニコチンには精神安定剤の要素が絶対あると思うんだけど……。

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