今は週3日のアルバイト勤務だが、フルタイムで働いていた2年前まではワイシャツは2週間分(10着)持っていた。平日クリーニング屋さんに行けないため、週末、1週間分を洗濯に出し、1週間分を持ち帰るというパターンにせざるを得なかった。 加えて俺は背が高くないのに胴回りがあり、手が短いという困った体形のため、既成のワイシャツではぴったりくるのがない。そのうえ、役付きになったらカフスボタンをする野望を持っていたため、ダブルカフスのシャツをオーダーするという極めて不経済なことを続けてきた。 バイト生活でも背広とネクタイという一番慣れたかっこうで勤務している。平日の2日はクリーニング屋さんに行けるので、ワイシャツは5着あれば済む。10着あったオーダーシャツもよれてきた5着を処分したが、残りの5着もクリーニングのたびに「襟汚れ多し」とか「カフス部分にスレ有」などのタグが付いてくるようになった。着ている俺の壊れ具合と歩調を合わせるように、ワイシャツも痛みが目立ってきたのだ。 それで1月上旬、国分寺駅ビルのワイシャツ専門店をのぞいたら、首回り39a、袖丈80aというのがあった。オーダーシャツの3分の1の値段である。「首回りはぴったりだが、袖丈がなぁ」と店員さんにぼやいたら、「600円で袖を短くお直しできます」と言う。俺の袖丈は77a。で購入を決定。お直しには3週間かかった。 先日、長女がゴルフズボンをプレゼントしてくれるというので、伊勢丹立川店に行ったら、ワイシャツ売り場にいろいろなサイズがバーゲンで並んでおり、首回り39a、袖丈78aというのがあった。77も78もそう違いはない。で、日曜日の生物学でちょっといい成績を取ったので、伊勢丹に出撃した。本気で探すとなるとなかなか気に入ったのがない。ほとんどがボタンダウンのタイプ。ボタンダウンにネクタイというのは俺の趣味に合わない。 ようやく通常の襟の39−78を発見した。ちょっと織がしゃれている白色とブルーがかった白。正価の4割引きだ。こういうのは思い立った時に買っておくべきだと、2着お買い上げ。占めて、1万両足らずだった。これでダブルカフスがよれても、当分はシャツのラインアップは大丈夫だ。オーダーワイシャツの時は左腕に緑色の糸でイニシャルを入れるのが常だったが、バイト風情にそんなのはいらないよね。 |
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