今はあまり採用されていないが、20年くらい前のゴルフコンペの表彰の一つに「水平賞」「大波賞」というのがあった。前半と後半のスコアが「50−50」というように同じ場合を水平賞、前半60も叩いた人が後半改善して50としたような場合に、改善幅が一番大きいプレーヤーに大波賞が贈られる。 火曜日は昨年秋に大学卒業45周年同期会を行った時のクラス幹事の中の芝刈り愛好家9人を集めた3組のコンペが行われた。会場は来年のオリンピックでゴルフ競技が行われる埼玉県の霞ヶ関カントリー。トランプと安倍もプレーしたところで、五輪会場を視察できるならと、並み居る名人に交じって出場してきたのだが、このゴルフ場はカートがなく、18ホールすべてを歩いて回らなければならないのだった。 一緒に回ったのは元銀行マンのHくん、共同通信の経済部にいたYくん、IT関係の会社社長をしていたSくん。5年ごとに開いていた同期会の幹事会で顔を会せているから、まあ割と気心の知れている連中だ。 1ホール目のロングでもう歩くのに疲れた。Sくん、銅パーの好発進。俺は次のショートで鉄ボギーを取ったが、4ホール目に悪夢が待っていた。コース中ほどを流れているクリークに2回も入れ11。8ホール目もグリーン手前のバンカーにつかまって11も叩き、前半65とハーフエージシュートを達成した。飛ばし屋のHくん46、Yくん52、Sくん54である。 午後は性根を入れてプレーせねばと鉄ボギー発進。次のミドルでグリーン手前のバンカーに入れ、また大叩きかと思ったショットが奇跡的に1打で出て、7bの砂イチパー銀が決まった。3ホール目こそボギーだったが、4ホール目から銅パー、銅、鉄、銅ボギーのワンパットラッシュ。同伴競技者をゲンナリさせた。 上がってみると45で48のUくんを上回った。午前に比べなんと20打の改善である。Yくん51、Sくんちょっと疲れて61。トータルはまたもや「百獣の王」だったが、大波賞があれば確実に取れた。伝統のコースで片足45というのは我ながら立派で、すこぶる気分が良かった。45×2=90なら自己ベストなのだった。 19番ホールでみんなにすごいねと言われ「昼休みにダメな兄貴には帰ってもらって、弟と交代したんだ」というつまらぬジョークを披露したのでした。これからのラウンドは極力歩くようにしよっと。 × × × × × バイト勤務の都合で本日から12連休となります。12日全部遊びで埋まってしまいました。皆様、よい連休をお過ごしください。7日ブログ再開の予定です。 |
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