土曜日の午後は大学の同窓会館で行われたバドミントン部のOB総会に出た。4年間会長を務めた2学年上のK会長が退き、3コ下のIくんが新会長になる人事がメーンの議題。我が同期で副将だったIも副会長をお役御免になる。ラケット製造会社に就職した事務局員で顔なじみのTくんに「いくつになった?」と聞いたら「42です」というのにたまげた。こっちが歳を取るわけだ。 この日は6学年上で初代の事務局長を務めたH氏が、カミサンの老親介護のため郷里の徳島にこの夏帰るというので、総会後、同窓会館内のレストランで、有志による送別会も開かれた。これに出席したのが15コ上の83歳のおじいさんを筆頭に、I新会長、F事務局長ら22人。 H氏の1学年下のM氏が勝手幹事を務め、送別会の開催を呼びかけたところ、OB総会に出席した長老組の9割が参加した。当初の出席予定者19人のうち一番年次が若い俺が集金係を仰せつかった。運動部というのは死ぬまで序列が変わらないので、古稀近くなってもパシリをやることになる。 Hさんはムードメーカーで昭和30年代入部の長老世代と40年代以降の入部者の橋渡しの役目を果たした。ことし後期高齢者入りするというのに、まだシャトルを打っている。もちろん芝刈り大会の常連でもある。俺は初任地福島市の体育館で25歳の時までシャトルを追いかけたが、無理するとアキレス腱を切る恐れがあるため、きっぱり足を洗った。Hさんの送別会に出た長老たちの半分はまだシャトルを追いかけていて、全日本シニア大会で優勝を目指している78歳もいるくらい。すごいねぇ。同期の副将Iも地元浦安市の大会に出ているのだ。 H氏は徳島に帰っても、バドのサークルに入り、練習を積むとか。年1回のOB総会や年2回のゴルフコンペには徳島から出てくるだろうから、顔を見る頻度は同じだが、年長者の9割が送別会に集まるというのは、人徳というのだろうなぁ。幹事のMさんが用意した記念品はゴルフボール1ダースでした。 |
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