緊急事態宣言が解除されたきのう25日、あのアベノマスクが拙宅にも届いた。布マスク2枚。シンゾーくんがやけになって着用しているように、鼻までかぶせると顎が出る。小さいぜ!こんなの配るのに2カ月もかかっている。何をやってるんだか。 「みなさまへ」との書き出しで「このたび、感染拡大防止を図るため、一住所あたり2枚のマスクを配布いたします。十分な量ではないことは承知しておりますが、使い捨てではなく洗剤を使って洗うことで、何度も再利用可能ですので、ご活用ください」とあり、差出人は厚生労働省医政局経済課(マスク等物資対策班)とある。書類の裏には「1日1回の洗濯を推奨しています。衣料用洗剤で軽く押し洗いしてください」と書いてある。家族が複数いたらどうすんのかね、これ。 俺はマスクをする習慣はなかったが、電車に乗るときやマンション管理組合理事の打ち合わせの時はやむなくしていた。最初は長女に数枚譲ってもらったが、4月に近所のドラッグストアで7枚入り320円というのを初めてみつけた。その後、マスクはどこにも売ってはいなかったが、先々週、国立のびよういん「メッセ」に行ったら、主任ヘア・デザイナーの知ちゃんから、富士見通りの駅近くでマスクを売り出している店があるとの情報を得、帰りに50個入り2500円というのを入手。長女にも分けてあげた。 新大久保あたりの路上でマスクが売られ始めたとのニュースが伝わり始めたころのこと。その2日後、その店の前を通りかかったら50個2000円に値下げしていた。マスクが不良在庫にならないうちに売り尽くしたいという思いなのだろう。それから1週間以上たってから届いたアベノマスク。こりゃ、額にでも入れて飾っておこうか。菅官房長官はアベノマスクの効果はあったってなことを言っているが、まだ、十万円の申請書類も届かず、やることが遅いよな。 内閣支持率が急落したのも黒川東京高検検事長のかけマージャンの問題だけじゃないよな。シンゾーくん、きのうの会見で予算の1次、2次補正でGDPの4割に当たる世界最大級の200兆円の支援策を講ずるとか力説していたが、スピード感がなくては効き目も薄いだろ。よもや、このアベノマスク、二次感染対策用じゃぁないだろうな。 |
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