土曜日は俺が幹事長をしている竹橋の会社関係者による4組のゴルフコンペだった。コロナより雨が心配だったが、幸い台風の北上が遅れ、全く降られなかった。 このコンペは文弱の徒ばかりでスポーツの栄冠とは縁遠い参加者全員に、優勝の旨酒を味わってもらうことを旨として、持ちハンデ(上位になるとハンデが少なくなる)で行われているというのに、直近3回の大会で、体幹の強い元週刊誌編集長のYくんが三連覇を飾っていて、誰かに四連覇を阻んでほしいと思っていた。 俺は大会会長のYくんと同じ第1組。同期のMくんがティーショットのたびに♪フェアウエー とても好きさ♪ ♪アイ ラーフ ユー♪の歌を歌いYくんの調子を狂わせた。俺は3ホール目の打ち降ろしの2打目がバンカーにつかまり、出ず、Mくんと熾烈なブービー争いを繰り広げることとなった。ブービーメーカーは同じ組の元社長、きたさんである。 今はカートに後続の組のスコアも表示され、誰が上位か分かるようになっている。途中で持ちハンデ3のYくんの四連覇は困難ということが分かった。優勝は3月の前回大会をコロナ陽性となり欠場した元運動部長のNくんである。コロナで2週間タダ飯を食ってから、ドライバーの飛距離は伸び、アイアンのキレも増し、持ちハンデが俺より3つも悪い23というのに、グロス92で回りネット69とぶっちぎりの優勝となった。 Nくんとは斯道奨励のため生涯スクラッチで各ホール1億円ずつ握っているのだが、9億円も取られた。事前の馬券予想で俺は、Nくんに大穴の▲を付けており、これだけは鼻高々だった。準優勝は畑違いの分野の関係会社社長に就任したばかりの広告のエースてっちゃん。彼とも握っておりやはり取られた。 もっとも165ヤードのショートホールでこのコンペでは久々のニアピンを取り、けっこうな賞品をいただきうれぴかった。18ホールを回るのに何かしらいいことがないとね。 |
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