火曜日は立川税務署に確定申告に行ってきた。最近ではイータックスとかで、インターネットで申告を済ませる人も多くなったようだが、俺、お金がらみの話をインターネットで行うのはキラいなんだよね。コロナ対応で入場整理券を発行するとあったが、こんなのもインターネットで確保するのもイヤ。16日からの確定申告だから、そう混んではいないだろうと11時15分に到着して整理券窓口に行くと、13時30分からという書類を渡された。 えーっ、2時間もあるじゃん。タバコの吸えるエクセルシオールで新聞と文庫本を読んで待つしかないな。定刻に会場に赴くと3階の会場前の廊下でまた20分待たされた。受付のおじさんに「年金収入とわずかな雑所得だけなんだけど」と伝えると、おじさん曰く「う〜ん、これ事業所得の特例が使えるなぁ。書類はどこにあったっけ?」と同僚に尋ねる。俺、35年前の税金担当で、東日本大震災の復興税が導入される前は、自分で所得税額の計算もできたほど税金には強いつもりだったが、そんな特例があるなんて知らなかったぞ。 年金収入からはすでに所得税が天引きされており、読書感想文の添削のアルバイトでは額面の10%の税額が源泉徴収されている。このバイトの必要経費を3割と計算すれば、俺なんか所得税の最低税率(5%)が適用されるビンボー人だから、10%の税率で取られた税金が若干戻ってくるという腹積もりだったが、この特例、なんとバイトの必要経費を55万円に設定してもいいというもの。 これだとバイトによる所得はほとんどないことになり、源泉徴収された税額のほとんどが戻ってくることになるのだ。やったぜ!!イータックスで対応していたらこんな特例があることは知らないままだった。2時間余も待っても大正解だった。 長時間待ちのイヤな気分はどこかに飛んで行き、気分はハイになり、帰りは高島屋地下の今川焼を買い、ビックカメラのゴルフ用品売り場でそろそろ買い替えないとと思っていた手袋も購入したのです。 |
|