30年も前にシンプルシングルライフになってから、ずっと家計簿を付けている。最初は「オレンジページ」の付録にあった家計簿だったが、ここ20年は高橋の「かんたん家計簿」。1日の出費を食・飲・教育などの項目に1行で記載する。しっかりしたおうちの”大蔵大臣”が付ける家計簿と一番違うと思われるのは、「賭」の項目があることだ。 毎月1回各出費項目を集計するから、この30年の博打の成績がわかる。家計簿を付けているからといって、飲食代を削ろうかなんて殊勝なことを考えたことは一度もない。ただ、主に本代である教育費が近年とみに減ってきているのは許されよ、という感じかな。 この毎月の家計簿のスタート日を、年金の支給日(偶数月の15日)に合わせ、それまでの毎月20日から15日に5月分(4月15日〜)から変更した。博打の負けが込み4月の手持ちの金がなくなったのをきっかけに5日分の出費を翌月に持ち越すことにしたのだ。これ、大昔に国家財政が厳しくなり、住民税をその年だけ13カ月分徴収することにして帳尻を合わせた故事にならったもの。 そのように今年の「賭」はずっとマイナスが続いていたのだが、きのう8月15日〜9月14日の集計をしたところ、「賭」のところはわずかながらプラスとなった。ここがプラスになるのは昨年10月以来11カ月ぶり。ようやくパイオリズムが好調局面に入り、連勝を続けたのと、負けてばかりいた夏競馬で、札幌記念だけ三連単万馬券をゲットしたのが大きい。 年金生活者は馬券代くらいは中国語学習で稼がなくてはいけないと考えているのだが、卓を囲む4人が4人とも同じように思っているため、思惑通りにいったためしがない。ことしの「賭」がマイナス続きだった大きな原因は、組閣幹事長である現役社長の”引き”がこれまでになく強いのと、一番上手いとみている最若手のKくんが実力を遺憾なく発揮しているからで、Kくんがツキまくった2回にわたって大破沈没を重ねたためだ。 竹橋の会社の要職にあるKくんは、会社からコロナ下では会食、遊興はご法度の指令が出ているため、しばらく勉強会に出てこれないでいる。今月も”鬼の居ぬ間の洗濯”を続けないとな。しかし、博打で苦手意識を持ってはいけないのは自明の理。あまり勝ち過ぎると遊んであげないよ、とチクチク言い続けるのが、手かもな。 |
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