土曜日の朝日新聞別刷り「be」を見ていたら、競馬についての読者アンケートが載っていて、馬券を買う人が約3割、そういう賭け事がキライな人約7割という記事が載っていた。どうみてもこの記事を書いた記者は競馬好きで、馬券を買う人の印象に残っている競走馬の名に、ディープインパクト、ハイセイコー、テンポイント、オグリキャップなどが挙がり、ハイセイコーが走った1973年に生物学徒になった俺は、ずいぶん昔の馬名が並んでいるという印象だった。 その生物学徒にとって「菊」といえば、菊の御紋章でも菊人形でもなく、3歳牡馬のクラシック3冠目を競う菊花賞である。きのう阪神競馬場で行われた。春の皐月賞を勝ったジオグリフも、初夏のダービーを勝ったドウデュースも3000bの長距離を嫌って出走しないため、ことしの菊花賞は”乱菊”とされ、予想は割れた。 しかし、荒れそうというレースに限って案外堅く収まる場合が多いとみて、俺の予想は人気上位の馬が中心。前哨戦のセントライト記念を勝った1番ガイアフォース(1番人気)、長距離をずっと使ってきた4番ボルドグフーシュ(7番人気)、ダービー3着が光る14番アスクビクターモア(2番人気)の3頭の馬連を厚めに買うことにし、連下にこれまたトライアルレースの神戸新聞杯を勝った17番ジャスティンパレス、長距離実績のある13番ディナースタ、同じく18番セレシオンを選んだ。 三連単はいつもは2−3−5頭の12通りを買うところを、G1レースだからと張りこみ、3−3−6頭の24通りを買った。結果は、またしてもG1で1番人気馬が敗れたが、14→4→17の順。馬連は20.3倍、三連単はなんと300.1倍ついた。やりました。この夏何を買っても当たらなかった馬券をしっかりゲットしたのである。ハナ差2着に突っ込んだボルドグフーシュが勝っていたらもっと大変なことになっていた。 きのう午前には中高の仲間5人とズーム懇談があり、元ゼネコンのKくんに「1、4、14が軸」と強調していたから、少々鼻が高かったのである。
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