瀬戸際大臣と言われ、自民党の石井準一参院議運委員長までが「そのクビを取れない野党は弱すぎる」という不規則発言をした山際大志郎経済再生担当相(54)が24日、ようやく辞表を出した。山際は8月の内閣改造では何故か留任。記憶喪失症のような男が担当する総合経済対策なぞ、国民の誰もがまともに相手にしまい。岸田文雄くんもグズグズだったねぇ。 統一教会の韓鶴子総裁と一緒に写真を撮っているのに、記憶にないではすまないよな。統一教会の問題をつぶやくのは気が重い。俺らが学生の頃からキャンパスでは原理研などが跳梁跋扈し、30年前ころまでは霊感商法などがよくマスコミにも取り上げられていたが、その後もシンゾーくんを暗殺した山上容疑者のような被害が続いていたにもかかわらず、なぜか新聞、テレビに取り上げられることはなかった。統一教会の激しい抗議にシュリンクしたところがあったと考えざるをえない。 それが元首相が凶弾に倒れたことから一気に統一教会の問題が取り上げられるようになった。俺など統一教会が2015年に教団名を「世界平和統一家庭連合」に改称したなんて全く知らなかった。その反省も込めて、この10年余、統一教会を孤軍奮闘で追ってきた鈴木エイト氏の近著「自民党の統一教会汚染」(小学館刊)を購入、一気に読んだ。エイトさんへの印税分の支援だね。 正直言ってそう文章がこなれているわけではなく、あまり面白い本ではないが、エイトさんが統一教会にマークされ、そこら中の自民党議員の街頭演説で取材を妨害されてきたことがよくわかる。けっこう内部資料も入手しているのだ。シンゾーくんの死後、一気に表面化した多くの自民党議員と統一教会との関係は、エイトさんの長年の取材に負うところが多いと思う。 これからのマスコミは、日本の信者から巨額の資金を吸い上げ、それを米国や関係企業の活動に回している反日的な団体に、自民党が何故べったりだったのかを追及しなければならないと思う。ある程度の得票が見込め、選挙運動の手伝いをしてくれるからだけでは、許されないと思うが。 |
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