隠居志願のつぶやき2017

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...... 2022年12月07日 の日記 ......
■ タクシー使った   [ NO. 2022120701-1 ]
 クラブバスのないゴルフ場に行くのに、最寄り駅からタクシーに乗ることはあるが、ふつうはタクシーを使うことのない素浪人暮らし。それが、この前の日曜日は国立駅前から西国の自宅までタクシーに乗ったのである。なぜか?
 この日、国立の音楽茶屋「奏」では三味線の柳家小春姐さんの新内の夕べが開かれていた。小春姐さんに猥歌の手ほどきをしたこともあって、演者がサックスの巨匠、宮野さんの時と小春姐さんの時は「奏」のライブに行くと決めている。だが、日曜夜8時からはNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」があるのだ。
 三谷幸喜脚本のことしの大河は、前半の源頼朝役、大泉洋と北条義時役、小栗旬の好演もあって実に面白い。北条政子役の小池栄子もはまり役だ。「鎌倉殿」はこの日曜を入れて残すところあと3回。ウチに録画装置はないから、日曜夜に見られなかった場合は、翌週土曜午後の再放送で押さえているのだが、次の土曜は中国語の学習が入った。
 う〜ん、どうしようと思っていたら、18時から始まった小春さんの「一本刀土俵入り」などの熱演が19時40分に終わった。これなら「鎌倉殿」に間に合うかも。どうせ見るのだとしたら、最初から見たい。電車を国立から西国まで一駅乗っていたら、20時からの「鎌倉殿」に間に合わない怖れがある。幸い日曜の競馬のG1チャンピオンズカップは馬券をゲットでき、懐は暖か。
 で、「奏」を跳びだし、国立駅南口のロータリーに停まっていたタクシーを捕まえることができた。ウチの近くのファミマの前で降りて、料金は900両。最終盤の「鎌倉殿」が見られるならこの900両は全く惜しくない感じだった。
 若い人ならNHKプラスで見ればいいじゃん、と言うかもしれないが、俺は20年前、新聞協会が「NHKは放送に徹し、通信分野に進出する肥大化は許さない」という新聞業界の意見を取りまとめた時の小委員長をしていたこともあって、NHKプラスには入るつもりはないのだ。
 あと2回の「鎌倉殿」。とんでもないラストになると三谷さんが公言しているから、すごく楽しみなのだが、「鎌倉殿」の後では来年の「どうする家康」はちとツライかもな。

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