火曜日の昼、NHKをボケっと見ていたら「いいいじゅう！！」という番組をやっていて、大阪出身の美女が北海道の酪農研修センターで、つなぎを着て牛舎の掃除や搾乳の仕事をするかたわら、週３日役場で酪農の魅力をインターネット発信する仕事をしているところを映していた。
そこは人口が１万人ちょっとなのに対し、牛が10万頭もいる別海町。かつては2000戸近くあった酪農家が、牛乳消費の低迷や餌代の高騰でいまは700戸に減少しているってなことも説明していた。
この別海町に俺は35年も前の農水省担当の時、訪れたことがあるんだよね。乳牛ってのは年がら年中、妊娠されられて子牛を生んでは牛乳を生産させられているというのを初めて知った。ホルスタインのオスは乳を出さないから、全く無用な存在。それで一時農水の記者クラブで「乳オス」の言葉がはやった覚えがある。
「いいいじゅう！！」の番組では、酪農に女性の労働力は欠かせないが、出産子育てもあり、少しでも労働環境を良くしたいと、機械搾乳機を使っているシーンも映していた。今はあんなのがあるんだ。おいしいエサがあると寄ってきた乳牛の乳頭をセンサーが感知し、搾乳機械が自動的に牛のおっぱいに取り付けられる。しかし、高額なんだろうなぁ。
そんな生産地の苦労を少しはかじったのに、ウチの冷蔵庫にはパック入りの牛乳が１本も入っていない。というより、シンプルシングル生活になって30年。一度もスーパーで牛乳を買ったことがない。まったく牛乳は飲まないなと思っていたら、ほぼ毎日国分寺の「タ・リーズ」でカフェオレを飲んでいることを思い出した。
カフェオレの柄ではない俺だが、３年前まで新橋に週３で校閲のアルバイトに行っていた折、昼休みメシを食べた後、日テレ本社前の「タ・リーズ」でいつもカフェオレを飲みながらこの”つぶやき”の下書きを書いていたのだ。
その時の味が忘れられず、夕メシに国分寺に出ると駅ビル内の「タ・リーズ」でカフェオレをいただく。ここのカフェオレはコーヒー分とミルク分の配合が絶妙で、スタバなどのカフェオレより俺の口に合う。新年になって以前の１杯400円から415円に値上げされた。「ド・ドール」のコーヒーも224円から250円になったし、ものみな値上がりする新春であるなぁ。 |
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