同期会やゴルフコンペの幹事をやっていて分かるのは、メールへの返信はエライ奴の方が早いということだ。会社に問題が生じていない限り、エライ奴はおおむねヒマ。やることがないからオフィスでパソコンを開いて、1日に何度もメールチェックする。だから、出欠連絡などは出したその日のうちに返って来る。一方、三下奴は外を飛び回っていてメールを見る時間がないから、返信が遅れるというわけだ。 3月中旬、埼玉で行う竹橋の会社関係者によるゴルフコンペ(5組)の参加者を募るメールを、先週末を回答期限に出したところ、送信翌日までに10人から、期限2日前に計16人から出席、3人から奥方の入院などを理由に欠席の連絡が来た。残るはいつもぎりぎりまで連絡をよこさない同期の大人Mくん。Mくんが出席なら2組は4人、あとの3組は3人ずつのプレーになる。Mくんが欠場なら、1組削って4組が4人ずつのプレーになる。さて、どうしたものか。 で、回答期限の翌日、横浜に住むMくんに電話を入れた。「3月のコンペだけど、まだ返事がないよね。キミんとこからだと遠いよなぁ。来なくていいから」。するとMくんはほっとしたような声で「そうなんだ。遠い」。回答期限を過ぎても連絡をよこさないというのは、欠場の意思表示でもある。幹事としてこの手のコンペに不参加でいい、と伝えたのは初めてだが、その方がMくんも気が楽だろうし、コロナがまだ収まらない折、急に欠場者が出て、当日5組から4組に減らすのは面倒。それで「来なくていいよ」の判断となった。 Mくんはティーショットが真っすぐ飛ぶと、シャネルズの「ランナウェイ」のもじりで♪フェアウエー とても好きさ♪と歌い出し、ラフに入れると♪アイ ラーブ ユー♪と歌って周りを笑わせるにぎやかな男なのだが、コンペ会場が遠いからイヤと言うのは、ヘボゴルファーとしては失格と言わざるをえないね。 × × × × 今週のトイレの一輪挿しは、ピンクの大輪のバラです。 |
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