1月に行った読書講座と読書感想文添削のアルバイト料が4月末まとめて入金された。飼い葉料に消える前に形の残るものを求めようと考え、思いついたのが外出が楽しくなるハンカチの購入である。 で、土曜日夕方、立川の伊勢丹に出張り、ブルー地に赤と紺のストライプが入ったの、濃い緑を基調にしたチェック柄、アニエスベーのマーク入り紺一色、緑と紺のストライプ、えんじ色の枠の中に茶色のチェック柄の5点を入手した。 我ら年長組はおんもに出て歩かないとフレイルになってしまう。スマホ内蔵の万歩計の目標歩数は7000歩で、今のところ目標をクリアしているが、外出の供になるハンカチが華やかなら外に出るのがおっくうにならないという深慮遠謀である。 これまでもハンカチは持っていないではない。外に出るときは「Il fait tres beau」と書かれた手提げ袋の中に、現役のころは背広の右ポケットに入れていた大き目のハンカチとティッシュを入れ、ズボンの左尻ポケットに小さめのハンカチを入れていた。 しかし、物持ちの良すぎる俺は、それこそ10年も使っているハンカチが多く、見飽きてきたうえ少々くたびれてきたやつが多い。それをおニューにすれば気分が違う。 一軍のハンカチが5枚も増えたので、大ぶりの茶色の1枚は一軍に残し、これまで一軍だった4枚を尻用の二軍に格下げし、二軍のロートル4枚をクビにして廃棄することにした。それでも二軍には7枚のまぁまぁのハンカチが在籍している。こんなに枚数が多いのは、ハンカチを洗濯した後、アイロンを掛けるのがついついおろそかになるためだ。 昨今は喫茶店の手洗い場所にペーパータオルが常備されているから、ハンカチを持っていない輩も多いようで、ハンカチ売り場に気の利いたデザインの品があまりないのだが、外に出かける時は2枚のハンカチは身に着けていたいものだ。 |
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