きのうの悦ちゃん・健さん生誕記念ゴルフは出だしからつまづいた。目覚まし時計が電池切れで止まっており、目が覚めたのが立川駅でクラブバスが出る7時30分の15分前。クラブバスは断念し、青梅線の拝島駅からタクシーでゴルフ場に乗り込むことにした。このバスに乗るはずの82歳翁きたさんに「寝坊しました」とメール。スタートは9時20分だから十分間に合う。朝飯はタクシーの中でおにぎり🍙を2個食べた。 お祝いはオークス三連単3万馬券を取り、自作の書を持ってきた82歳翁に任せ、俺はオリンピックでタクシー代を出そうと考えた。スタートホール。チョロって直ドラがグリーンまで100ヤードまで飛んだというのに、3打目が手前のバンカーにつかまり、砂が硬くて出すのに4打もかかった。最初から10も叩いては前半3つ後半4つのハンデを差し上げ、前後半トータルで500両ずつ握っているきたさんにも勝てない。 しかし、次のショートホールでニアピン・パー。3ホール目のミドルでは2打目がカート道ではねてクリーン手前のバンカーに入り、1発で出しグリーン脇からの8bの寄せが直接カップインして、ダイヤモンド砂イチの8ポイント。一気にオリンピック首位に立った。あまりミスショットのないきたさんにはとても追いつけないと思ったが、しぶとく差を詰め前半53とし、58のきたさんには勝った。健さんは1パットが6ホールもあり、オリンピック2位。 後半はスタートで9つ、次8つも叩き、これではきたさんに勝てそうにない。健さん5ホール目に鉄のカン完成。俺は6ホール目の150ヤードのショートを1オンさせ、ニアピンの2枚重ねをゲット。しかし、スコアはトータルで110。116にまとめた82歳に勝てず500両を取られた。とは言え、オリンピックは21点で18点の健さんを抑えトップ。きたさん4点、悦ちゃん2点。甘いものをふるまっても十分お釣りがきた。3100両のタクシー代には届かなかったけど。 オリンピック大敗でホールバイホールの握りで俺にちょっと負けた悦ちゃんは「ひで―誕生日だ!」とわめいた。19番ホールではきたさんがグループ展用に書いている荀子の「善言暖於布帛」(良い言葉は木綿や絹より暖かいの意)の書をおこぼれでいただいた。初めて聞く格言だが、誕生祝にはなかなか良い言葉ではないかと思いました。 |
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