きのう33.8度の八王子のゴルフ場で行われた年長組のラウンドは、実に悔しい結果となった。２週間後にここで行われる竹橋の会社関係者による５組の大コンペでは、同じ轍を踏まないように心せねば。
一緒に回ったのは、６月30日に亡くなった愛妻の納骨を終えたばかりの82歳翁きたさん、夏も襖張り、網戸修理の仕事に打ち込んだ健さん、完全リタイアを祝して娘さん夫婦から石垣島９泊の旅をプレゼントされたここの地主の悦ちゃんである。
82歳翁とは前半３つ、後半４つのハンデを差し上げて、前後半トータルで500億円ずつ握っている。悦ちゃんとは前後半５ホールで１つずつのハンデをもらって１億円の握りだ。
スタートホールこそチョロってダボを叩いたが、ミスショットを連発した悦ちゃんに２連勝。３ホール目のショートで、きたさんのボールがピンをめがけて飛んで行き、ニアピン・バーディ・鉄。健さん金パー。う～む荒れそうな雰囲気。５ホール目のミドルで俺銅、健さん鉄。７ホール目の長いミドルで健さんのグリーン手前からの寄せが10㍍先のピンに吸い込まれた。健さん一気通貫リーチである。
９ホール目、きたさん鉄のカン完成。スコアは55。俺51で辛くも前半を勝った。不調の悦ちゃんには６ホールで勝利だ。昼休みには、マンション関係のつまらない電話があって前半に塗り忘れた日焼け止めをきちんと塗り、スタートミドルで２打目が飛び過ぎOBとなったものの銀パットを決めた。２ホール目の170ヤードショートでは４番ウッドがきれいに当たり、ニアピンゲット。よしこの調子だ。
次のミドルで健さんは銅パーを決め、難なくダイヤモンド入り一通完成。ところがこれにとどまらず、７ホール目のミドルでは銀パットが決まり、ダイヤ、金、銀、銅、鉄のロイヤルストレートフラッシュ20ポイントを獲得。この10年のラウンドでロイヤルストレートをやられたのは初めてだ。俺はこのホール、ドライバーがよく飛んだので、ピンまで150ヤードを直接狙いに行って、グリーン手前の深いバンカーに打ち込み、これを出すのに８打かかり、ここで12も叩いた。これでは82歳翁に勝てない。
ミスなく後半を回った82歳は後半53。俺トホホの58。トータルでも１打負けた。バンカーを避けて打っていれば52前後で回れたのに。オリンピックは健さん38ポイントの独り勝ちで、19番ホールでは高い氷メロンを食べさせていただきました。不調の悦ちゃんは112で、グロスで久々に勝ったが、82歳に負けるかよという感じ。
この調子なら２週間後の５組のコンペでは、きたさんに本命印を打たねばなるまい。俺は次回で82回目となるこのコンペで12年間優勝がなく、一番プレーしている悦ちゃんのホームコースで優勝しなければ、当分優勝はできないと思っているのだが。
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