行けばお金になることは分かっているが、ちと面倒で延び延びになっていた確定申告。３月に入っては税務署の窓口が混むというので、きのう寒風をついて懸案を片付けてきました。還付金は４万両近い。これを手にするのに立川で２時間半、時間をつぶしたのである。
俺の収入は公的年金に読書感想文の課題図書の選定と感想文チェックのアルバイト仕事による雑所得が少々。このアルバイトのお金には、はなから10％の源泉徴収がされている。このアルバイト収入には、毎年収入の30％が必要経費と計算している。そうすると所得は収入の７割になる計算で、俺のような低所得者の所得税の税率は５％だから、源泉徴収された10％の税金は取られ過ぎで、還付の対象になるのである。
お金が戻ってくるのは毎年のことで、分かっているのだが、確定申告の税務署の窓口はすごく混んでいる。加えて今年から自分のスマホで確定申告してもらうと通知にある。こうなるとアナログ人間の俺にはもうどうすることもできない。腹を決めて税務署の係員の手を借りるしかないのだ。
で、きのうは北風に吹き飛ばされそうになりながら、午前10時には立川駅から徒歩10分の立川税務署に赴いた。確定申告をするには入場整理券をゲットしなければならない。今回ゲットした整理券は午後12時半からの券だった。待つことは覚悟していたが、さて２時間半どうやって時間をつぶそうか。
昨年も入った記憶のあるベーカリーで珈琲を飲みながら毎日新聞朝刊を読み終え、高島屋に入っているジュンク堂で日本語に関する新書を求め、駅近いエクセルシオールで朝日新聞を読み、買ったばかりの新書を30ページほど読んで、12時15分に税務署に戻って、それから３階の確定申告記入場所に。昨年まではたしかパソコンによる書類提出だったが、今年からスマホかぁ。
パスワードを入れるのに多少手間取ったが、30分で作業は終了。ひと月半後に４万両近くが三井住友銀行国立支店の俺の口座に入ることになった。半日仕事にはなったが、これだけ還付されるのだから、文句は言えないな。 |
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