隠居志願のつぶやき2017

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...... 2024年04月25日 の日記 ......
■ 40歳の編集長   [ NO. 2024042501-1 ]
 きょうは次女Mの誕生日である。8年前餃子の都の行きつけの最高級居酒屋で誕生祝いをした時、ママに「いくつになったの?」と聞かれて「永遠の16歳かける2」の名言を残した。それで昨年までは10いくつ×2のお祝いをしてきたのだが、今年になって次女は「もう、祝われる年じゃないよ。そういうのはいいよ」と誕生祝いに拒否反応を示すようになった。
 先週、「来週でもちょっとメシを食べないか?」と電話したら、「モーレツに忙しい」とあっさり袖にされた。それならそれで仕方がない。某出版社で編集者をしている次女はなかなか仕事に恵まれていて、ことしの正月は担当した単行本を原作にしたテレビドラマがテレ東で放送されたり、月刊の文芸誌で担当している作家、河崎秋子氏が直木賞を取ったりしたのだ。
 おととい国分寺の紀伊国屋書店で彼女が編集部にいる年3回発行の特殊な雑誌の最新号が並んでいたので、手に取って編集後記の欄を見たら、いつもの「ミュー」のイニシャルが一番最後に載っていて「Rから編集長を引き継ぎました。編集コモンRの下、尽力いたします」てなことが書いてあった。なんと次女は編集長になったのだった。
 で、「おめでとう。『長』は一度はやるものだ」とメールしたら、面倒な社内事情で玉突きでなった。長はやりたくない」という贅沢な返事が返ってきた。組織人なら最終責任を負う「長」は一度はやるべきだと俺は考えているのだ。
 で、2200円もするこの雑誌を初めて購入、ざっと目を通したが、なかなか充実した内容だった。それで「高いのを買いました」と返信したら「高いがその分面白いと思う」と編集長らしい返事がすぐにあり、納得したのだった。

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