土曜日はこっちの名門ゴルフ場で俺が幹事長をしている竹橋の新聞社関係者による5組のコンペが行われた。東京駅八重洲口に朝7時に集合してサロンバスでゴルフ場へといういつものパターン。往復のバス代込みで土曜日なのにキャディー付き1万8000円弱(昼飯は別料金)でプレーができる。俺はこっちでお出迎えだが、やはり心配していたことが起きた。事故渋滞にはまったのである。 スタート時間は9時半過ぎ。2時間で到着する予定がギリギリになりそう。このゴルフ場には北、中、南の9ホールがあり、北→中と回るのが恒例だが、それで、後ろにラウンドする組がいない南コーススタートに変更して、午後は北を回ることになった。こっちに来てもう10回はラウンドしたことがあり、鼠穴まで熟知している北中コースだが、南でプレーするのは3回くらいしかない。これでは地の利が活かせないではないか。 果たしてスタートのロングで8つ叩き、次のミドルも8つ。こりゃどうもならんな。そのあとは何とか自分なりに踏ん張ったものの前半53。午後の北コースは「俺の庭みたいなもんだ」とボギーペースだったが、7番のショートで送別会でいただいたばかりの名前入りボールを2つも池ポチャ。それでも49となんとか50を切った。ベスグロを記録した上手な奴と組んだためオリンピックは4000両も取られた。くっそー!組み合わせを間違えた。 優勝は3月に前立腺肥大の手術をしたばかりの同期のSくん。持ちハンデが12なのに89で回った。肩の力が抜けたのがよかったのだろう。準優勝はドライバーがフェアウエーを捉えると、シャネルズの♪ランナウエイ♪のもじりの♪フエアウエー♪を歌って顰蹙を買うやはり同期のMくんで、ハンデ17が信じられないことに97で回った。Mくんが上位に来るとは誰も思っていなかったので、馬券的中者は4人だけ。ニアピンも2個ゲットしたSくん、馬券も当てたMくんは終始ご機嫌だった。 帰りのバスでは、地元出身の悦ちゃんに第1組に入ってもらい風呂も早々に車で取りに行ってもらった名店の焼き餃子をサカナに、近所のコンビニで仕入れた缶ビール、缶酎ハイで2時間の酒盛り。後部座席がサロンのようになっているバスなのだ。ま、幹事とすれば大勢さんがこっちにおいでになり、名産の餃子を食べていただいただけでよしとせねば……。それにしてもコースの急きょの変更で個人的には何にもいいことがなかったコンペ。先ほど記念写真の発送を終わったところである。 |
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