1週間前に引っ越してきたもので都議選の選挙権はない俺だが、自民党の大敗を目の当たりにするのは実に清々しく、昨夜はずっとテレビを観ていた。なに、土曜夕方の黒木華主演のドラマ「みをつくし料理帳」の再放送(なんと夜中の1時半スタート)が始まるまでの時間つぶしだけど……。 その間に藤井聡太四段(14)の30連勝を佐々木勇気五段(22)が阻んだニュースも飛び込んできた。記録はいつか途切れる。「私たちの世代の意地を見せたかった。壁になれてよかった」のコメントもよかったねぇ。 127議席の都議会で自民党は過去最低の38議席を大きく割り込み、公明党と同数の23議席となった。小池旋風にやられた格好だが、選挙戦に入って豊田真由子衆院議員の暴言とか稲田朋美防衛相の失言などが飛び出し、自滅だよな、ありゃ。 俺のような民放を見ない人間は東大出の元厚生労働官僚の「ハゲ!」などの暴言を新聞紙上で見るだけだが、民放のワイドショーではあれを音声付で流している。あれを聴けばこりゃ、ひどい!と思うわなぁ。そういうチュルドレンを生み、加計学園問題で「丁寧な説明」は口先だけのシンゾーくんが、都民から熱いお灸を据えられたのだ。これで憲法改正が日程にのぼらなくなるのだとしたら、結構なことだと思うね。 テレ東の池上彰さんだけがくらいついていたと思うが、中央では自民党と連立を組みながら東京では都民ファーストと手を握った公明党の対応は極めてわかりにくいのではないか。宗教法人、創価学会は東京都が管轄している。その都が学会の調査に入らないように公明党は都議会では常に与党でなければならないのだ。そういう原理原則はきちんと貫かれているのである。そういうことを中央紙はきちっと書いてはいないのではないか。 そうそう、昨夜、旧知の美人ライターのツイッターを傍受していたら「私は期日前投票に行ったけど、今日、配偶者が創価学会員の知人から珍しく投票依頼の電話があった。下町で公明党の候補者が危ういなんてことあるの?と驚いたが、それくらい都民ファーストの勢いがあったらしい」というのがあり、ずっと独身だと思っていたので少々たまげた。 今日になり「ちょっと驚きました」とメールしたら「主語は『配偶者が創価学会員の知人』。私の書き方が悪かった」との返事があり、ツイッターにも訂正が出た。なぜか一安心したのでした。 × × × × 今週の拙宅の花は赤いアスターに白のカーネーション、それに黄緑色のスプレーギクと薄紫のデルフィニュームです。前回デルフィニュームとしたのはブルースターの誤りでした。 |
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