ふだん履きのウオーキングシューズは30年も前から軽いecco製(ずっとエッコだと思っていたが最近エコーであることを知った)の柔らかい革靴と決めていた。最初は濃いグリーン、。これを7〜8年履いたあと薄茶色になり、3代目は淡いグリーンだったか。 ところがeccoが7、8年前業務提携していたアキレスとの縁を切ったため、eccoの靴を街の靴屋さんで見かけなくなってしまった。近年はラケットメーカーだったヨネックスも履物の分野に進出。もうかっちりした革靴は足が痛くて履けなくなってしまったので、通勤用もお休みの時用も西国分寺駅前の靴屋さんで求めたヨネックス製のにしていた。6月の引っ越し時にはしぶとく持っていた革靴2足も断捨離した。餃子の街で求めたリーガルはさすがに捨てなかったが……。 先月末、福島会が有楽町で開かれた折、少し早く着いたので裏通りを散歩していたら、eccoの看板が掛かった店を見つけた。「セール」の赤い紙につられて店内に入ると、女性用のところに濃い緑色のウオーキングシューズがあった。俺は間抜けの小足なので、23.5aの女性用が合うのである。値段も4割引きとかで1万両を切る。持ち合わせがなかったのでその時は求めなかったが、こりゃ何とかしたいという思いが募った。 で、先週、次女に会うため都心に出た際、有楽町まで足を伸ばし、お目当てのグリーンシューズを試着させてもらった。だが、幅が狭すぎてちょっと入らない。するとイケメン店員くんが「こちらはいかが?」と24aの薄緑色を出してきた。こちらも女性用でヒモで結ぶタイプだが、甲もぴったり。本来は2万3000両はする品だが、バーゲンで1万5000両くらいで手に入る。宮仕え卒業記念に奮発することにした。 週末のゴルフと競馬に履いていったが、軽くて楽だし何より気分が華やかになっていい。一足の靴でこうも気分が変わるのかと思った。これから俺のコーポレートカラーはこの色にしようかな。今、手元の「色の手帳」を開いたら「青竹色」というのが一番近かった |
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