先週末は本業で忙しかった。生物学は休講にして、金曜夜から土曜にかけては中国語。スタートから4時間は全くつかなかったが、その後はやることなすことうまくいき、久々の大勝、一人勝ちである。夕刊のデスク番が控えていた名文家のFくんが”大負け忍”となった。まぁ、こういう日もあるわなぁ。 日曜日は早起きして芝刈りに栃木まで遠征した。餃子の都暮らしの時、ゴルフ愛好会「コーセンカイ!」の正会員になっていたが、その伝統ある会のラウンドが3人しか集まらないという。一応俺の名刺の裏には「コーセンカイ!準構成員」と刷ってあるので、宇都宮まで迎えに来てくれるなら参加すると伝えた。3人で回るより4人の方が芝刈りは楽しいのである。 会場は旧今市市のちょっと古ぼけたクラブハウスのゴルフ場。真のチャンピオンの名に恥じないプレーをしなければならない。前半の林間コースは50とまずまずのスコアにまとめ、オリンピックも銀、銅、鉄2の7ポイントで、金かダイヤモンドができれば一気通貫完成というところまでこぎつけた。 ところが後半の2ホール目にアクシデントが起きた。カートに表示されるはずのコースレイアウトやピンの位置を示すディスプレイが消えてしまったのだ。だいたい栃木でのラウンドではキャディーさんを付けない。おまけに初めてのコース。第1打こそ230ヤード先のフラッグめがけて打てばよいが、そのあとは右ドッグレッグなのか左ドッグなのか、谷になっているのか池があるのか、バンカーがあるのかないのか全く分からないのである。こういう雲の中を飛行機が飛ぶようなゴルフは初めてである。 で、スコアはまとまらず53。この夏初めて100以上叩いた。それでも17ホールまでに鉄と銅パットを2つ決め、一通と銅のカンと鉄のカンのリーチ。最終18番のミドルで2bの下りのパットをねじ込み、”太田道灌”完成である。オリンピックはこれで22ポイントとなり、これまた大きく独り勝ち。19番ホールでみんなに宇治金時をご馳走しても帰りの新幹線代が出たのである。
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