隠居志願のつぶやき2017

[PREV] [NEXT]
...... 2017年09月22日 の日記 ......
■ 美味しい珈琲屋さん   [ NO. 2017092201-1 ]

 昨夜はアルバイト帰りに、多摩地区の本屋さんでは置いていないと思われた「米原万里」特集のムックを探しに新宿・紀伊国屋書店に行った。ここでなければ諦めもつく。店内の検索装置でありかを確かめ、指定の棚を探したがない。店のアンちゃんに「ないんだけど……」と伝えると、「2階から持ってまいります」。さすが、紀伊国屋。めったに買う客がいない本のありかを分かっている。
 この日は帰りにいつも一休みしてブログの下書きをしている新宿南口地下の珈琲店「A」には寄らずに紀伊国屋に直行した。探していたムックが見つかったら、珈琲が飲みたいではないか。紀伊国屋周辺だと美味しい珈琲屋は伊勢丹会館の「バン」か、木村屋地下の「マシェーズ」だろう。
 歩いて3分ほどの伊勢丹会館に行くと、「バン」は工事中。別のコーヒー屋が入るみたい。がっくり。「バン」の珈琲はなかなかで、もう30年は使っていたのだ。来た道を逆戻りして木村屋のビルに。あれ〜?様子がおかしい。そうだった、地下の珈琲屋はもうなくなったんだ。ここは国立のブティック「ミラノ」のベンチェが今のカミサンと秘密デートしていた時に出くわした店。そういうスポットがどんどんなくなっていく。
 新宿の東口で、あと知っている美味しい珈琲の店はない。スタバとかド・トールなどチェーンのコーヒー店全盛で、個性的な店がどんどん消えて行っているのだ。仕方がないので、重い足を引きずり10分ほど歩いて南口地下の「A」にたどり着いた。
 ここで注文するのはいつも「ブラジル」である。仕事場のビルの地下のコンビニで買うドリップコーヒー(190円)と比べてはいけないが、珈琲に透明感がある感じ。宇都宮で毎日飲んでいた「B」の珈琲といい勝負の美味しさなのだ。思えば4年間「B」の珈琲が飲めたのは幸せなことだった。
 ところで昨日の昼は会社近くにタバコが吸える珈琲店を発見した。昔よくあったちょっと酸味のあるコーヒーを出す。酸味は苦手なのだが、昼時タバコが吸えるだけでラッキー、という感じ。おばちゃん一人でやっている1間間口の狭い店だが、こりゃ大発見である。なにしろアルバイト先では地下2階のタバコ部屋でしか吸えないのだ。この「F」という店も早晩消えていく運命にあるなぁ。
 

...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: