お休みの金曜日、立川の伊勢丹でブラついていたら、中国語組閣幹事長のSくんから電話がかかってきた。「週末会えないなんて寂しいじゃないですか。きょうは?」と言うので、「空いてはいるけど、あした芝刈りだから遅くまではダメだよ」。30分後「組閣完了。吉祥寺で7時」とメールが来た。 激しい雨が降り出したなか、勉強会場にたどり着くと最若手、といっても50歳、のKくんがちょっと遅れるとのこと。広告のエースてっちゃんも定刻に現れ「じゃぁ、3人で遊んでいようか」。中国語は4人で勉強するのが正式だが、「和がりは満貫以上」のシバリを付けて3人で勉強することは十分可能なのである。 スタート直後はSくんにツキが行き、中盤からてっちゃんがモーレツに調子を上げ、1時間後にようやく俺にツキが回ってきた。3人だからいい牌をどんどん持ってくる。で、「サンマも和れると面白いなぁ」。それで6年半前の東日本大震災の夜の時のことを思い出した。 取材先から1時間歩いて竹橋の会社にたどり着き、地下のコンビニでわずかに残っていたポッキーちゃんを入手し、今夜は会社泊りだなと覚悟した時、掛かってきたのがSくんからの電話だった。 「きょうはどうします?」と言うから「電車も動きそうにないし会社に泊まるしかないだろう」と答えたら「雀荘を開けさせます」。雀荘には若干の食料もある。そりゃいい考えだと、乗った。もう一人のメンバーはてっちゃんだった。 この3人で朝まで3人麻雀を続けたのだった。未明には余震発生を知らせるケイタイのエリアメールがヒュンヒュン鳴る。長野で大きな余震があった時は、6階の雀荘が崩れるのではないかと思うくらい揺れた。あの雀荘も再開発計画にかかり今はない。 Kくんは結局、1時間半遅れて吉祥寺に到着した。こんなことは珍しい。仁義を心得ているKくんはおわびにチップを3人に1枚ずつ配った。そこから半荘4回。Kくんの独り負けだった。翌日のゴルフは寝不足ながら94と立派に100を切り、オリンピックも一気通貫は逃したものの勝ち頭となった。昨日の生物学も9レース中8レース的中で久々のプラスと、近代3種競技は好調なのであった。 × × × × × 今週の拙宅の花は赤いケイトウ、黄色いガーベラ、紫のリンドウです。
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