きょうは一日冷たい雨が降った、東京の午後の気温は13度ちょっと。アルバイト先は今月いっぱいクールビズが許されているが、こんな日半袖で出社しては風邪を引いてしまう。この寒さを読んで週末、衣替えに踏み切り、本日は冬の背広に長袖ワイシャツ、ネクタイで出勤した。俸給生活を辞してから初めてのネクタイ着用である。 衣替えはいいのだが、昨秋、金のあるうちにと購入したお気に入りの緑色のブレザーがどこをどう探しても、見つからないのだ。6月に餃子の都から西国分寺に引っ越した時、冬物衣料の類は段ボール箱に詰め、背広やブレザーは専用のボックスに入れたはずである。背広の上下4セットはちゃんとあるのに(着古した2セットは廃棄した)、緑色のブレザーだけがない。こりゃ、どうしたことか。 クリーニング店に出したまま忘れることはありえない。捨てる訳ないしなぁ。冬もののブレザーはかなり前に長女に誕生祝で買ってもらった茶系のが1着あるだけで、これで、秋冬シーズンを過ごすのでは楽しくない。いつまでもブレザー、ブレザーと考えるのもしゃくに障るので、土曜日は立川の伊勢丹に出かけ、5階の紳士物売り場を歩いた。 このフロアには俺の体型を俺以上に知っているSさんという紳士服のプロがいて、昨秋の緑色ブレザーも彼に見つけてもらったのだが、この日はお休みのようだった。次の機会なんて言っていると、ブレザー紛失をずるずると引きずってしまう。で、一気に決着させることにした。 とはいえ、緑色のブレザーというのは、ないものがない、という伊勢丹にもそう置いてはいない。ようやく1年前のより少し灰色がかっているが、緑系といえなくもないのが見つかった。袖が6、7a長いのは無料で直してくれるという。で、即決した。 5万両近い出費は痛いが、いつまでもブレザー紛失を引きずってはいられない。袖直しができあがってくるのは今度の土曜日。久々にIカードを使ったが、手続きの間に女店員さんが「しゃれたシャツはいかがですか?」ごめんね、俺、シャツはお安いユニクロ派で、長袖のボタンダウンをちょっと前に2着買ったばかりなの。
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