大晦日の夜はずっとテレビを見ていた。7時15分からの紅白、ゆく年くる年、0時20分からの「年の初めはさだまさし」、2時半までである。我ながら体力あるなぁ。 若者のテレビ離れが進んでいる時代、紅白はもう辛いなというのが実感だった。俺はうっちゃんがやっているコント番組「LIFE」の熱心な視聴者だから、まったく違和感はなかったが、「LIFE」を見たことがない人にとっては、うっちゃん扮するゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・プロデューサー、三津谷寛治はなんのこっちゃだったろう。 冒頭、三津谷が圧力、差別、暴力、忖度(そんたく)の4悪人を退治するシーンがあったが、当世、一番安倍政権の意向を忖度しているのが国営放送ではないかとの思いを強くした。 演歌歌手、三山ひろしのところではけん玉のギネス世界記録への挑戦というのをやっていたが、120人目だかの三山が歌い終わって完成(大皿に玉を乗せるだけ)のはずだったが、14人目のアンちゃんが失敗してパァになった。三山で終わらずにずっと続ければ、120人連続ができたのに。しかし、高橋真梨子の「for you」は 聴かせたねぇ。 ゆく年くる年の終わったあたりでラジオ版のゆく年くる年に耳を澄ませた。京王線明大前の某大でやっていた文章教室の教え子で松江放送局でアナウンサーをしているKくんが「出ます」と連絡をくれたからだ。アナ歴3年の中堅である。テレビ版でも「天空の駅」と言うのを先輩アナが紹介していたからすぐのみこめた。ちょっとカミかかったがうまいことごまかした。 さだまさしは毎年、小野文恵アナが正月のお勧め番組を紹介するコーナーが好きなんである。ちゃっかり「ガッテン」の宣伝もしていた。近年NHKの大幹部と結婚した文恵アナはちょっと太ったか。「あさイチ」の有働アナも3月でブラタモリのアシスタント、近江友里恵アナと交代するというし、世代交代は着実に進んでいるなぁ。 |
|