土曜日は福島会の今年初めてのゴルフだった。駆け出しの福島支局時代の仲間が４、５年前から芝刈りにワーワーと興じているのだ。頭目は役員までやった悪行さん。他は60の手習いでなんとことし４回目のラウンドという悦ちゃん、カミサンが闘病中のため欠場のＭさんの代打で盛岡支局振り出しのＳくんである。
古稀を越えた悪行さんは往年のプレーが忘れられないのか、ぶん回すがその分、ＯＢも多く握りで負けることはない。悦ちゃんは12月の竹橋の会社の卒業生によるコンペで優勝するなどこのところ好調で、前回ホールバイホールの握りで10億円も取られた。会場は悪行さんがメンバーの埼玉県の芝刈り場だ。
このゴルフ場はクラブバスの出る駅中の喫茶店でのモーニングが楽しみ。珈琲がおいしい上、トースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダが全部いい感じ。で、早起きしてここで朝食を取る。スタート時刻の１時間前に到着して併設の練習場で30球ほどピッチングを中心に当たりを確かめ、しっかり用も足しそれからスタート。事前の準備が大切なのだ。
前半47とまずまずだ。悦ちゃんとの握りも３勝３敗３分け。彼も47だ。悪行さんとは６勝２敗１分だ。オリンピックも鉄３、銅１で、鉄のカンはできたも同然だった。ただ、二段重ねのショートで誰も１オンせず、バンカーに入れた悪行さんが銅パットをねじ込み砂イチ銅とオリンピックでは首位に立った。
後半５ホール目の短いミドルで50㌢の鉄に付けた。なんなくパーと思ったのに、入らない。こりゃ引きずりそう。次のロングで悪行さんが４㍍の銅パットを決め、銅のカン完成。Ｓくんも鉄のカン完成だ。これはまずい。
８ホール目のショート。悪行さんがニアピンの２段重ねを取った。悦ちゃん銅、Ｓくん鉄。こりゃオリンピック大敗である。目標を100切りに切り替えた。最終ホールがトリプルまでならトータルで100が切れる。狙い通り３オン。金パットが惜しくも外れた。しかしボギーで後半50。トータル97である。悦ちゃん99、Ｓくんもしぶとく99。悪行さんは「百獣の王ライオン」であった。悦ちゃんとの握りも４勝４敗１分け。トータルチャラだ。悪行さんからは５億円もぎ取った。
スコアは一番よかったのにオリンピックは「大まけ忍」だった。19番ホールでは一番高いデザートを食べた。栃木での初打ちが104だったので、これで平均100.5となった。ことしは何としても平均をフタケタにしたい。準備運動をしっかりして丁寧に丁寧にプレーしていけば達成可能と思ったのである。Content-Disposition: form-data; name="image"
|
|