中国語学習をもう50年も続けているというのに、ちっともうまくならない。それどころか最近では卓が囲めるだけで幸せという気になり、勝とうという気が失せ、負けてばかりいる。 きのうの春分の日も雪をついて昼過ぎ吉祥寺集合。10時間ほど勉強を重ねたが、点数の負けはさほどではないものの、満貫以上で和った場合にやり取りするチップが底をつき、またヒドイ目にあった。メンバーは組閣幹事長のSくん、広告のエース、てっちゃん、4月異動で部長から次長専任になる強沢くんである。 開始当初こそ、一人浮きでまるA(チップ6枚)を取ったものの、それで手が緩み多少の暴牌もあり、開始7時間後には手持ちの45枚のチップは全てなくなり、てっちゃんと強沢くんに10枚ずつ借りるありさま。そこでとんでもない配牌が来た。あれよあれよという間に7索が暗刻、9索も暗刻、中も暗刻、8萬が頭で2筒、3筒があって1−4筒の待ち。これだと中三暗刻の5200点の手だ。7索が来て槓。3人からチップ1枚ずつもらえる。そこに8萬を持ってきた。2枚場に出ている2筒を切り、3筒待ちの4暗刻単騎である。まだ10順ほど残している。和がれば子のダブル役満6万4000点である。 すると9索も持ってきて槓。またチップ1枚ずつ。あと5順ほどで1筒を持ってきた。う〜ん、出にくい3筒を切って1筒単騎に変えた。すると、てっちゃんがリーチ。その2順後てっちゃんがなんと3筒を引いてきて、捨てた。結局、流局。場に1筒は1枚しか出ておらず、2筒は3枚出ているのだから、1筒に切り替えた判断は間違ってはいなかったと思うが、ついていない時はこんなものだ。 四暗刻単騎を和がれば、一番安い手の「平和(ピンフ)」の1000点の64倍のダブル役満で6万4000点にチップ10枚ずつが加わるのだった。通常の「大三元」などの役満が3万2000点のところダブルは6万4000点で、これが親だったら9万6000点になるのである。 50年の雀歴で、ダブル役満を和がったのは「大三元字一色」と半年前の「四暗刻単騎」しかない。かえすがえすも惜しかった。その他のダブル役満には「国士無双十三面待ち」と「九連宝燈九面待ち」(ひょっとしたら大四喜も)があると聞くが、この3つはやったことも見たこともないのである。
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