隠居志願のつぶやき2017

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...... 2018年03月26日 の日記 ......
■ さくら、さくら   [ NO. 2018032601-1 ]
 俺はさくらの花が大好きなんである。ウエブに動画をアップする仕事の差配をしていた2001年、17年も前かぁ、には「追跡さくら前線」というコンテンツを思いつき、体力のあるアンちゃんに鹿児島から北海道は浦河までひと月半にわたって、さくらの花を追いかけてもらい、20秒の動画をHPにアップした。
 あのころが動画の走りで、「きょうのニュース動画」というのも始めていたから、桜の花と土地土地の動画ニュースをアップしろというむちゃくちゃな要求をしたのだった。「追跡さくら前線」は2春やったが、あるビール会社をスポンサーにしようと交渉していたら、その年は花の咲くのが早く、お金にすることができなかった。
 今年のさくらは例年より早い。国立のさくら祭りが4月上旬を予定しているが、そのころまでには散ってしまいそうだ。咲いているうちに見なければと、土曜日、きょうと都内のさくらの名所に出張った。
 土曜日は都心で中学の同級生によるピアノ・コンサートがあった。開演は午後2時、浜離宮朝日ホールである。年賀状の代わりにコンサートのお知らせが来た。タイトルがすごい。「ドビュッシー没後100年命日前日メモリアル・コンサート」。このピアニストは在学中から「一番早く世の中に出るのは彼女だ」と言われていた女性で、コンサートに行かないと祟られそうなので早めにチケットをお願いしていた。
 このドビュッシーの前にさくらを愉しもうと思ったのである。地下鉄・溜池山王駅で降り、元の全日空ホテル(今はインターコンチか)の手前の桜坂を上がり、サントリーホールの裏手への道添いのさくらがなかなかよいのである。9分咲きだが、なんか今年のさくらは色が白い。スペイン坂を下り、麻布十番まで歩いた。東京を4年離れている間に大きなビルが出来ていた。
 本日は午前中、チャリで国立に出て、さくら通り、大学通りのさくらを愛でた。さくら通りには知らないうちに自転車専用道ができていた。大学通りのさくらは圧倒的なはずなのに、樹が年をとってきたのかなぁ、勢いがなかった。国立のさくらもどこか白っぽい。一橋大前の枝垂れはまだちょっとだった。午後も思い立って電車に乗って多摩のさくらを見に行ったが、あまり感心しなかったなぁ。

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