隠居志願のつぶやき2017

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...... 2018年03月29日 の日記 ......
■ 昼メシに銀座遠征   [ NO. 2018032901-1 ]
 下戸の俺だが、銀座に1軒だけなじみのバーがある。新宿ゴールデン街から華の銀座に進出を果たしてもう20年以上になるのか。菅直人が首相時代に江田参院議長と店を訪れ、物議をかもしたこともある「S」である。菅さんもゴールデン街時代からの常連で、「S」のカウンターで「なんで小選挙区制度に賛成したのか」と議論したこともあった。
 「S」のIママは弘前の名家の出身。切れ味鋭い文章を書くので、夕刊サラリーマンページのコラム「女は見てるぞ」の執筆陣の一人になってもらったこともある。その時のペンネーム「鬼百合」は俺が付けた。かつては「S」を「鬼百合の店」といって、仲間と一緒におだを上げたこともあった。
 そのIママの誕生日は今月の15日。俺より1学年上だ。当日店に顔を出せなかったので、1週間後に訪れ、鶏肉の燻製をつまみに四方山話をしてきた。その中に「行くところがあるというのは大事なこと。私は今、終電で帰り、昼はここでランチを出している。ランチが終わったら国会前に行くこともあるわよ。そして、夜はまたお店」というのがあった。で、「年をとったら、教育(きょう行くところ)と教養(きょうの用)が大事だね」と応じた。
 汐留のアルバイト先では、日テレビル地下の定食屋で納豆など4品のおかずで昼メシを食うのを常としているが、きのうは割と近いとみて「S」まで足を伸ばした。二つしかないメニューからロールキャベツ定食(900両)を注文した。実家で製造している味噌を使った具だくさんの味噌汁、ニンジンのラぺ。メシもうまく味噌汁がなかなかの味だった。
 他に2人組の若いサラリーマン(こちらはステーキ定食とロールキャベツ定食)がいたので、あまり会話することなく、食べ終わるとそそくさと店を出て、狭い小路でセブンスターを吸った。バイト先との往復に徒歩で30分ほどかかった。汗ばむ陽気だったのである。

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