隠居志願のつぶやき2017

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...... 2018年04月05日 の日記 ......
■ 28年のサウンド   [ NO. 2018040501-1 ]
 休みだったおとといの晩は国立のライブハウス「福助」で、ジャズ・オーケストラ「テイクテン」の演奏を堪能した。リーダーでドラムスの松尾明以下、二村希一のピアノに上羽康史のベース、あとは6人の金管楽器。テナーサックスが高橋康広と皆川亨、アルトサックスが宮野裕司、トランペットが伊勢秀一郎、トロンボーンが内田光昭、ベース・トロンボーンが西田幹の布陣だ。福助の狭いステージに大の大人9人がキチキチになりながら、迫力のある音を響かせた。
 司会はちょっとたどたどしい西田くん。「私、58歳になりますが、最年少なんです。テイクテンを始めたのが30歳の時ですから、28年になります」。これには驚いた。誰も欠けずに続けてきたのはエライ。テイクテンの曲目のすべてをアレンジしている高橋さんは、もういい年なんだろうが、勢いのあるテナーを響かせた。
 そのアレンジの記念すべき1曲目が「アルフィー」。メンバーの心臓と紹介された巨匠、宮野さんがしっとりとうたい上げた。俺も持っているテイクテンのアルバムタイトルにもなっている「On a Misty Night」は二村さんと皆川氏が聴かせた。二村さんの空に突き抜けるようなピアノが俺は好きなんだよね。ご意見番の内田さんのトロンボーンはめちゃうまい。伊勢さんはセロニアス・モンクの代表作「Round About Midnight」をさらりとやってのけた。テナーの皆川さんは興に乗ると「ハイ!ハイ!」と叫び声を上げ、これがクラシックのコンサートとの違い。客席の俺らも自然と体が動く。9人それぞれのスキルが高いんだろうなぁ。
 客席はとみると、若い人はほとんどおらず、みなミュージシャンと同年配な感じ。ジャズの将来が少々案じられた。ここはタバコは吸い放題。俺、いい曲を聴くと無性にタバコが吸いたくなるんだよね。2ステージの間にセブンスターが10本近くなくなったかな。
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 今週の拙宅の花は「フレッシュローズ」という深紅のバラと「ピンキーロック」という淡いピンクのスプレーキク、それに白いライスフラワーです。

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