隠居志願のつぶやき2017

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...... 2018年05月18日 の日記 ......
■ 欲しいモノがない   [ NO. 2018051801-1 ]
 青史くんの通夜では開始40分前に斎場に着き、前日ゴルフ予約取り消しの件で5分ほど電話で話した元バレリーナの奥様にお悔やみを申し上げ、写真コーナーで彼の足跡を追った。会場内に席を確保したあと、いったん表に出て、参列する同期の顔を見つけては、彼らが香典を出す前に「1000円寄こせ!」花代を集めたのである。
 俺も含めて14人。竹橋の会社を離れて7年以上になるのに、ずいぶん集まってくれた。裏方を務めた同期のKくんによると、告別式には同期2人の顔を現認したというから、秋の同期会には彼らからも千両を徴収することにして、これで供花料は確保できた。
 6月下旬にプライベートで青史くんともラウンドすることになっていた「悦夫会」ゴルフは、通夜で心のこもった弔辞を披露された元社長のKさんに、代打を頼んだら「いいですね、追悼ゴルフ」と二つ返事で出場を引き受けてくれた。
 昨夜、香典返しとしていただいた「フリーチョイスギフトカタログ」を開いてみた。6カ月以内に希望の品を書いてお送りくださいとある。で、愕然とした。キッチン用品、日用品、身の回り品、宝飾品、名産の食品がこぎれいに並んでいるが、これといって欲しいモノがないのである。
 食べ物は排泄されるだけだから、はなから対象外。しかし、だいたいのモノは手元にあるのである。これ以上食器の類いを増やしてもなぁ。20年ほど前、同様なカタログをいただき、今も使っている音の出るヤカンを所望したことがあった。
 年を重ねると当たり馬券くらいしか、欲しいモノがなくなるのだ。今、あえて順番を付ければ、いただいてうれしいのは、現ナマ、図書カード、フラワーカードだろうか。長女に相談したら「寄付という手もあるよ」。即座に「寄付はいやだ!」結局、絶対使う日用品ということでバスタオルに落ち着いたのでした。

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