きのうは出番を変えてもらい、昨年までお世話になっていた栃木の新聞社の創刊140周年記念イベントに出席した。社員・スタッフ300人ちょっとの会社の３分の１は接遇に駆り出されたのではないかと思えるほど、会場のホテルのそこここで見知った顔に出会った。
お客さんはざっと1000人。ちょっと詰め込み過ぎか。こういうパーティーでは俺は意地汚く食べないようにしているが、会場の一角にあった焼き餃子コーナーではアツアツの３個を食った。久々でうまかった。
１時間半のパーティーが終わって送迎バスでいったん宇都宮駅まで戻り、そこからまた路線バスに乗って市の中心部に出撃し、１年前送別会をやってもらった珈琲店と高級居酒屋に顔を出した。すると、行く先々で「痩せたんじゃない」と指摘されてしまった。
そうなのだ。病魔に襲われこの３週間で約２㌔痩せたのである。俺はバドミントンをしていた学生時代はずっと体重54㌔で、社会人３年目からずっと58.5㌔を保っていた。サラリーマンは背広に合わせて体を作らなければならないのである。
ところが宇都宮時代、餓死するのが怖くてお菓子を食べ過ぎ、下手をすると60㌔をオーバー。西国分寺に戻ってからは59㌔前後を保っていた。それが、３週間ほど前から右上の奥歯がグラグラし始め、口の右側で強く噛めない事態に陥った。となるとモノを食う意欲が失せる。それで先週、芝刈りの後、体重計に乗ったら57.1㌔と56㌔目前を差し、たまげた。強い風が吹いたら飛ばされてしまう。こりゃ、いかんと少し食うようにして今週は58㌔台前半が続いている。それで毎日のように顔を出していたお店のママに目ざとく見つけられたという訳だ。
奥歯は週明けに抜く手筈になっているから、体重はまもなく元に戻ると思われるが、戻らないのは後頭部の髪の薄さだ。今朝、きのうのパーティーの特別写真紙面をバイト先で見たが、社長の挨拶そっちのけで宴会料理を点検している俺が写っているシーンを見つけた。後頭部がヤケに光っている。あんなに禿げて写るのか。オヤジ譲りのハゲとはいえ、自分でまじまじと見たことはないから、この写真は大変ショックなのであった。 |
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