土曜日は5月に急逝した同期生、青史くん追悼のゴルフだった。会場は彼とは10回以上回った八王子の悦ちゃんのホームコース。青史くんの代打は竹橋の会社の元社長Kさん(76)。「ショート除きのエブリワン」から前後半3つ3つのハンデとしてから初のラウンドである。 悦ちゃんとは終生ホールバイホールスクラッチである。もう一人は健さん。同期コンペに何度も「目付」として参加してもらっている。 雨予報だったが午前中は何とか持ちそう。スタートホールのきらいなロング。4打目をOBとしダブルパーの10スタート。参ったなぁ。4ホール目までずっと悦ちゃん、Kさんに負けている。しかし、5ホール目のミドルで銀パーを取ってから、次のショートも砂イチ鉄パー、ボギー、鉄パーと盛り返し、前半はトータル49と50を切った。悦ちゃん、Kさんも49、健さん50。いい勝負だ。 握りは悦ちゃんとチャラ。Kさんに3つ負け。午後の方が易しいコースなので、これなら100は切れると思っていたのに4ホール目の3打がこんもり茂った立木から落ちてこず、ここトリプル。ラスト2ホール目のロングでバンカーから出したボールがグリーンをオーバーしてグラスバンカーの斜面に停まって上げられず9つを叩くはめに。これでは100は切れない。う〜ん103だ。 一方、Kさんはショットは曲がらないし、ほとんどオーバードライブされ、寄せも正確。後半も48。握りを9億円も取られた。後期高齢者にこんなに負けるとはトホホである。101と崩れた悦ちゃんとは1億円の負けで済んだ。健さん、手堅くまとめ96でトーナメントリーダーである。もっともオリンピックは独り勝ちとなったので被害は最小限に抑えられた。 帰りのクラブバスの中で、久々に100を切ったとご機嫌なKさん。「これなら80歳までプレーできるよね」と言うので「まったく問題ないです。どこも痛いところないでしょ」。9月にこのゴルフ場でまた5組のコンペが開催されるが「きょうのプレーなら持ちハンデからみて、優勝候補の筆頭ですよ。予想の本命にしちゃいますよ」とゴマをすったのである。
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