隠居志願のつぶやき2017

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...... 2018年07月02日 の日記 ......
■ 餃子がテーマの映画   [ NO. 2018070201-1 ]

 先月宇都宮のバスパックゴルフツアーに出かけたら、栃木の新聞社の役員をしている後輩から、宇都宮を舞台にした映画「キスできる餃子」のチケットをもらった。こういうのは観ずばなるまい。栃木県内の先行上映に続いて、22日から全国上映が始まった。で、先週の金曜日新宿ピカデリーに出張り、夜9時15分からの回を観てきました。
 ストーリーは離婚した足立梨花が娘を連れて故郷の宇都宮に戻り、腰が弱って餃子の店を1年前にたたんだ父親のあとを継ぎ、餃子屋の女将になるというお話。そこにけがをしたことにして一線から遠ざかっている(実はイップス)イケメンのプロゴルファー(田村侑久)が絡む。
 たわいもないお話なのだが、冬季五輪のNHKキャスターを務めた足立梨花が思いのほかいい味を出している。頑固な父親は餃子作りを娘に一切教えようとせず、梨花ちゃんが何度も何度も餃子を焼く。プロゴルファーと餃子の名店の食べ歩きをする。
 まず、冒頭のカフェでの別れ話のシーンからびっくりした。宇都宮時代に何度も通っていた「フダンカフェ」での撮影ではないか。餃子を食べ歩く「みんみん」「めんめん」の店はみんな行ったことがある。二人がデートする大谷石の石切り場の洞窟は、東京から友人が来るたびに案内した幻想的な空間だ。梨花が田村に告白する深夜のオリオン通りには、俺が4年間通っていた花屋さん「花久」の看板が大写しになっていた。
 地域起こしの一環として、電通がからんだ映画(秦建日子監督)にしては上出来で、地元を知っている人間にはまずまず楽しめる映画だ。栃木の地元新聞を田村が配達するシーンもあり、酒田販売店なんかが大写しになっているのもご愛嬌だった。
 新宿ピカデリーの客席はと見ると、男ばっかし30人ほど。あれは栃木県出身者としか思えなかったなぁ。
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 今週の拙宅の花は、赤いカリプソに白のクルクマ、それに小ぶりな「ピカソ」というカラーです。

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