今週、校閲のアルバイトを始めて丸1年になった。最初の日こそ中央線から大江戸線への乗り換えに手間取り5分遅刻したが、以後は朝ドラに支えられ、無遅刻無欠勤(週3日勤務)である。まあ竹橋の会社の最後の十年も栃木にいた4年間も病欠は一度もないから、元気な体に生んでくれてありがとうと、今は亡き親に感謝すべきだろう。 実は中学に入った時も、卒業時の表彰は「無遅刻無欠席」の者だけに与えられると聞いて、よし、やったると卒業生150人中7人だったかの中に入ったのである。かつては休みの日を狙ったかのように熱を出すこともあったが、今は明治の飲むヨーグルト「PA−3」が効いて、この3年風邪も引かない。 1年無事に過ぎたので、きょうの昼はバイトに採用してくれた女性部長(54)に勤務先ビルの最上階にあるレストランでランチブッフェをご馳走した。メーンはカレーで、15種類はある野菜と10種くらいあるデザートのミニケーキが食べ放題。それに珈琲と42階からの眺望が付く。1人1800両(税抜き)だからコストパフォーマンスは非常によろしいと思う。 下期の業務計画報告を昨日済ませたという女性部長は「今週、まともな昼ごはんはきょうが初めて。うれしいな」と大皿いっぱいの野菜を頬張っていた。 昼飯が終わると引っ越し準備が待っていた。バイト先は42階建てビルの35階のワンフロアを占めているのだが、今月1日付で若干の組織改正と人事異動があり、それに伴いフロアでの局の配置が半分ほど変わる。俺の所属する局は大きな変動はないが、新人や途中入社組が新たに加わるため、10bほど動かされる。 ワゴン式の袖机の中に辞書類やらキーボード・マウスそれにサンダルなどをぶち込んで、鍵をかけ、いすなどにも新番地のラベルを張ると、明日からの三連休に業者が入ってパソコンなどを動かすのだとか。この1年の間に会社の入るビルが変わり、デスクの位置も2回変わった。新しいビルに来て3度目の引っ越しだが、2年目は少し落ち着きたいね。 |
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