隠居志願のつぶやき2017

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...... 2018年07月20日 の日記 ......
■ 名前が思い出せない   [ NO. 2018072002-1 ]
 顔まで思い出しているのに、名前が出て来ないというのは、どういう脳の仕組みによるものなのだろう。先日、知人と話をしていて、ことがらは水道の民営化に及び、どうも大学同期のあいつ、あの有名人が絡んでいるらしいとまで言ったのに、あいつの名前が出て来ない。
 ほら、小泉純一郎首相に重用され、民間人ながら経済財政政策・郵政民営化担当大臣を務めたあいつ。たしか、大臣になったときは同期でお祝いの会も開いた。俺も末席を汚した。学生時代はマンドリン部にいて、カミサンは交流のあった女子大のマンドリン部にいた人。そのカミサンに、朝出勤する時は「しっかり改革してきて」と言われて送り出され、帰宅すると「改革は進みましたか?」と激励されることは、カミサンからじかに聴いた。というのに名前が出て来ない。
 こういうのはどうやって名前を調べたらいいのだろう。帰宅して同期会名簿をひらいて「ああいう体制派はドイツ語のクラスだろう」と決めつけ、9クラスあった第2外国語がドイツ語のクラスの名簿をず〜っと見ていったが、それらしき名前はない。
 うん、そうだ、政策情報誌の編集部にいた時「霞が関人脈」というコラムを書いていて、和歌山県の回で桐蔭高出身者の一人として取り上げたことを思い出し、本棚から「霞が関人脈」のスクラップを引っ張り出し、東京都と沖縄県を除く1道2府42県の中から05年9月の和歌山県の項を見つけると、ありました、ありました。
 思った通り、漢字で4文字。経済学部を出て日本開発銀行に入り、慶大教授時代に純ちゃんのブレーンになり、01年に入閣した「竹中平蔵」だった。ドイツ語ではなくフランス語のクラスだったことも判明した。
 部活などで同じ釜の飯を食った奴なら、名前を忘れることはないが、学生時代も付き合いはなかったからなぁ。大臣就任時は祝う会を同期にやってもらったというのに、5年に1回行われる同期会には、顔を出さないような男なのである

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