隠居志願のつぶやき2017

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...... 2018年08月27日 の日記 ......
■ 断捨離第3弾   [ NO. 2018082701-1 ]
 土曜日はこの夏3度目の断捨離をした。西国のマンションに長女と同居しているのだが、長女の部屋の机や本棚の配置換えに伴い、段ボール箱2つが出てきた。宇都宮には持って行かなかった箱で、ちょっと開けると政策情報誌の編集部時代に担当していたコラム「霞が関人脈」用の資料や官僚人事の切り抜きなどを収めた20冊ほどのスクラップブックが入っていた。
 このコラムは各県ごとに出身の中央省庁の課長以上を紹介する視聴率の高いコラム。俺は05年の創刊時から4年間担当した。各県の東京事務所に出かけ、県出身の中央省庁の役人のリストを入手し、各人に電話を入れ高校時代のエピソードを聞き出す。高級官僚は離席していることが多く、取材にはけっこう時間がかかり、1回1000字分の原稿を書くのに1週間はかかった。
 人数が多いので取り上げなかった東京都と少ないため取りやめた沖縄県を除く45道府県の資料が出てきたが、記事になったものは手元にあるので、この取材メモはもういらないと判断し、処分することにした。4年たてば退職者も出るし、新たに課長に昇格する人も出るので、このコラムは「新・霞が関人脈」として現在も続いているのだ。
 スクラップブックから人名やエピソードなどを書き込んだ京大式カードを抜き取り、ごみにした。4年分の仕事が20gの黄色い燃えるゴミ袋の3分の2くらいに納まった。こうしてみるとはかないもんだ。
 この配置換えでは「パター一夜漬けの間」と呼んでいる6畳の和室に、長女が立川の大塚家具から購入した本棚(1.2b幅)を格安で買い取り、長女の部屋にあった俺のスチール製本棚と木製本棚にあった本をそちらに移した。この大塚家具の本棚は5段でしっかりした造り。単行本を後列に背の低い文庫本や新書は前列に並べ、ようやく収まるところにおさまった。
 この「パター一夜漬けの間」には同じ1.2b幅の本棚が置いてあり、リビングに収容しきれなくなった20世紀に読んだ本をやはり2列に並べてある。かつてはどの棚に何の本があるかはすべて記憶していたが、いまや順番はバラバラ、系統もバラバラ。少し落ち着いたら並べ替えようかな。
 資料は捨てても本だけは捨てられないので、増えるばっかし。「パター一夜漬けの間」には本棚大中3つ、長女の部屋にも小さいのがまだ1つ、リビングにも大中小5つ、寝室にも大小2つか。有効な活用法をそろそろかんがえないとな。
 

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