おとといつぶやけなかったのは中国語のバトルが長引いたためである。先週のバトルでは全くつかず、長老と組閣幹事長に名を成さしめた。そのときの借りが長老に1億5000万両ほどあった。で、バトル開始前に長老に「これ!」と札を差し出し「きょうはこの分を取り返します」。貸しが入ってくると、気が緩んで勝率が悪くなるという経験則があるのである。 先週”大負け忍”だった夕刊編集部のエースFくんは不参加で、馬券王のKくんが久々にメンバーに加わっている。Kくんは上手な打ち手だが、このところ稽古不足。そう勝てないと踏んだ。しかし、2時間ほど可もなし不可もなし。 ところが半荘4回目に「リーチ一発つもメンピンドラ4(裏ドラが2)」という倍満を積もった。俺たちのルールは点棒のほかに、満貫チップ1枚、ハネ満同2枚、倍満同3枚、リーチ一発同1枚、裏ドラの基の牌があればその数だけチップ(デンガクと称する)、7筒が手の内にある場合1索の数だけチップが頂戴できるというもの。倍満3枚、一発で1枚、デンガク2枚、1索1枚で7枚オール、計チップ21枚というとんでもないのが和がれた。 これでチップは一気にプラスとなり、それからは満貫がホイホイ和がれ、カン5筒(チップ2枚)まで積もり、終電間近にはチップが箱からあふれるくらいになった。珍しく独り勝ちの大勝である。最初の1億5000万両を取り返しただけでなく、幹事長に「貸し!」というところまで行った。 勝った時の麻雀はほんとに楽しいね。予想通り、長老は最初に懐にした分近く負けたのである。みんな中国語を勉強する前には借りを返してから遊ぼうね。 × × × 今週の拙宅の花は「サムライ」という真紅のバラとオレンジ色のケイトウ、それに黄色いミニヒマワリです。
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