土曜日は栃木の新聞社の社長、会長を務めこの6月相談役に退いたKさんこと鬼瓦が主宰する4組の芝刈り大会に出た。7、8月の猛暑の下でのゴルフに泣いた俺には、久しぶりの良いコンディションだった。場所は埼玉県の飯能市。集合が9時半なので、大詰めに差し掛かっている「半分、青い。」もBSできっちり観てから出撃した。 俺は鬼瓦、飛ばし屋のSくん、あんまり飛ばないTくんと一緒の第1組。鬼瓦のゴルフはオリンピックはもちろん、”へび”という握りをやる。”へび”はゴルフで打ってはならないOB、池ポチャ、バンカー、3パットの回数を足し上げ、3ホールごとに最後に”へび”を打った人間にペナルティーを課す、いやーなお遊び。 3ホール目、ダブルパーの8つを叩いた俺は早くも「へび7」。次の4ホール目もダブルパーで前半はパーもあったが、54と崩れた。しかし、鬼瓦には1打差を付けた。鬼瓦とはこの10年、前半・後半・トータルで500両ずつ握っていて、ギリギリのところで500両勝った。 午後4ホール目の谷越えミドルで2打目を刻んだというのに、3打目をOBとし、10も叩いた。こりゃ、あかん。それでも他のホールは手堅くまとめ、後半50。トータル104である。後半大崩れで60も叩いた鬼瓦には、後半・トータルでも勝ち、オリンピック独り勝ちのSくんへの負け分が出た。 このコンペは新ぺリア方式で順位を争う。19番ホールでの成績発表で100を切った3人のうち2人が中位に沈み、俺は3位以内に入ることが分かった。2着に滑り込めば、自分の枠から総流しで買っている”馬券”が取れる。すると2位は94で回った飛ばし屋のSくんである。なに!3位は105で回ったOくん。なんと104で俺がこのコンペ、10年ぶりの優勝である。 ダブルパーを叩いた3番4番、10を叩いた13番が全部隠しホールにはまり、ハンデが30.8とかなり優遇されたのだ。優勝賞金1億円、4人が的中した馬券3500万円、平均スコアが上位のチーム戦でも勝ち、その賞金500万円も入り、こたえられないコンペとなった。適度に荒れたのがよかったのだ。 これからの芝刈りシーズン。結構予定が入っている。この調子で突っ走るぞ!きのうは優勝記念に立川のビックカメラでラッキーナンバーの「5」の数字が入った、スリクソンのゴルフボールを買ってきたのです。 |
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