あすの火曜は平日ゴルフに行くと言ったら、つぶやきの5連休は許されないとの声。で、敬老の日なれど土曜日に行われた小金井会について。 小金井にある中学、世田谷にある高校が一緒だったおじさん5人で年に2、3回集まっている。最近は都内の名所を巡ってメシを食うことが多い。土曜は雨の中、浅草・雷門前に集合し、都内の名所に詳しくガイドもしているKくんの案内で浅草寺、待乳山聖天、東本願寺などを回った。 俺は福島支局から社会部に上がった時の最初の持ち場が6方面のサツ回り。台東、荒川、足立の3区10警察署が担当だから、浅草は洋食の「ヨシカミ」トンカツの「河金」天丼の「大黒家」あんみつの「梅園」などに出入りし、縄張りと思っていたが、知らないことが山ほどあることが分かった。 まず、雷門前の集合場所、隈研吾設計の「浅草文化観光センター」の8階展望台から浅草寺方向を見る。古い建物が多い。右手のスカイツリーは上部が雨雲に覆われていた。5人が5人ともスカイツリーには登っていないことが判明した。 松下幸之助が寄進した雷門を抜けて仲見世を歩く。雨なのに周りは外国人の観光客だらけ。こりゃすごい。次は浅草寺の本堂。39年前ここの賽銭箱に1万円札を入れようとしたら、隣に「5000円でいいんじゃない」と言う娘たちの母親がいた。賽銭をケチったのが×がつく原因になったのかも。本堂に上がらせてもらう。裏にも回り込めるのだった。 本堂の右手に浅草神社があって、結婚式が行われていた。三社祭はここの例大祭。神社があるなんて今の今まで知らなかった。花川戸を抜け言問通りを越えて待乳山聖天へ。お供え物のダイコンが山ほどあった。作家、池波正太郎の生家が近いとか。待乳山では高低差10bの「さくらレール」というスロープカーに乗った。江戸のころは入港する舟の目印になったという山だ。 そこから歌舞伎の中村座などがあった猿若町で往時をしのび、Kくんの好きな「きんつば」の名店「徳太楼」へ。休憩の時、食ったがしつこくなくこれはうまかった。蕎麦で腹を満たし、六区に最近できた「まるごとにっぽん」の名産店をひやかし、浅草公会堂前のスターの手形に手を当て、太鼓館から外国人でにぎわうお好み焼きの「染太郎」の前を通って東本願寺へ。 まぁ、Kくんよく予習したものだ。俺がいたころは案内板もそう整備されてはおらず、歴史なんて興味なかったもんな。次回の小金井会月番は俺。5人のうち3人は堅気で競馬場に行ったことがないというから、東京競馬場で馬券の買い方講習会だな。Content-Disposition: form-data; name="image"
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