今でこそ男子シングルスの桃田賢斗とか女子ダブルスのタカマツペアなどの活躍で、人気が出てきたバドミントンだが、大学の4年間俺がやっていたころはマイナースポーツもいいとこだった。今だって間違ってバトミントンと言われることもしばしばある。 入部した69年当時はまだ部の歴史も浅く、俺たちが首脳部だった時に、年1回発行している部誌の創刊20周年のお祝い会をやったくらい。当時は関東大学リーグも5部までしかなく(一部6校)、入部した時は3部で、俺が主務(マネジャー)だった3年の春は4部に陥落し、オイオイ泣いた鮮烈な記憶がある。2学年上の駒主将時代は2部に昇格したこともあったのだ。そのバドミントン部OB会の名をシャトルの材にちなんで「みずとり会」という。今は駒さんが会長を務めている。 年2回のみすとり会ゴルフコンペが先週の金曜日、上天気の青梅市の名門コースで開かれ、出場してきたのだが、少々考えさせられることがあった。このコンペは57回目とかで、俺は十年ほど前から参加している。大学の運動部というところは終生序列が変わらない不思議な組織で、怖い人たちがやっているという印象からか、50代は全く参加しないのがつらいところである。上は3代前のOB会長のMさん(82)から俺と同期の60代後半の4人まで4組でわーわープレーするのがこのところの恒例となっている。 俺は駒会長(昭和46年卒部)と37年卒部のKさん(78)、38年卒部のFさん(79)と一緒に回った。Kさんはすい臓がん、胃がんを克服したテクニシャンで、体重が40`のためほとんど飛ばないのだが、アプローチが上手で95にまとめた。Fさんは年齢を感じさせないきれいなゆったりとしたフォームでよく飛ぶ。102だった。駒さんは豪打がなりを潜め、手打ちになり後半は俺がずっとオナーだった(KさんFさんは前のゴールドティー使用)。煩悩の108も叩いたが、13も打ったホールが新ぺリア方式の隠しホールにはまり準優勝である。 俺はドライバーショットは良かったが、2打目3打目のチョロば目立ち105。なんであんなミスをするのか!80歳近い先輩のはつらつとしたプレーを見ていると、気の持ちようでゴルフはできる、80くらいまではプレーを続けたいなと思ったのである。 × × × × 今週の拙宅の花はケニア産の「ムーンウオーク」という黄色いバラと白いデンファレ、それに臙脂色のカーネーションです。 |
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