日曜は入社同期ゴルフで優勝した記念に、買い物に出かけた。ふだんは当たり馬券以外にそう欲しいモノはないのだが、ちょっと狙い定めているモノがあった。吉祥寺キラリナ７階の藤巻百貨店で見つけた広口のガラスの器である。琉球ガラスで、おちょこの３倍くらいの大きさ。底から五合目あたりまで色がついている。俺が気に入ったのは燃えるようなオレンジ色に色づけされた奴だ。
この百貨店は伊勢丹の伝説のバイヤー、故藤巻幸夫氏がプロデユースした売り場で、しゃれた鞄とかバッグ、台所用品や小物を並べているコーナーで、これまで購入したことはないが、いいモノが置いてあるなとずっと思っていた。なんでガラスの器かというと、校閲バイトの仕事場では午後３時ごろになると、小腹がすく。そのため、35階からＢ２のファミマまで降りて行って、ぬれせんとかチーズ巻煎餅とかジャガリコとかチョコレートとかを求めるのだが、150円もしないそれらを食べ始めると、夕方までには一袋あけてしまう。
これは体にはなはだよろしくない。しかし、何も口に入れないというのもと思っていたら、先日国立駅の「ののわ」に入っている「ガーデンズ」で、高野の７色チョコボールというのを見つけた。このチョコボールは直径７㍉くらいで、オレンジ、ストロベリー、ミルクなど７種類の味が楽しめるうえ、一気に食ってしまう恐れはなさそう。
これを求めてバイト先に持っていき、机に５、６個を置いて食ったのだが、直接机上に置くのは無粋だった。水サーバーに常備の紙コップに入れてみたが、尿検査を思い出してどうもよろしくない。それでガラスの器ならチョコも映えると思ったのだ。
１週間ほど前藤巻で発見した時はしゃれた沖縄のガラスとしか分からなかったが、入手した箱書きを見ると、「Ｂｉｒｔｈｄａｙ Ｇｌａｓｓ」とあり、１月から12月まで、赤、橙、青、緑など12色ある。俺が目を付けたオレンジ色のは１月向けのグラスだった。何を隠そう、俺は１月生まれ。この偶然にホクホクとなり、手作りのガラスだから、同じ模様のモノはないとバイト先に持って行って、７色のチョコボールを入れるとなかなかよい眺め。器で食わせるモノってあるよね。
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あすは中国語の勉強会があるため「明日休診」です。
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